2015.07.25(土)日テレ「世界一受けたい授業」で、炭水化物摂取ダイエットなるダイエット法を観ました。
教えてくださったのは、京大肥満研究の権威「森谷敏夫」教授です。
森谷教授は、京都大学・大学院で、応用生理学・運動医科学の研究をされていて、
65歳というご年齢ながら9.8%の体脂肪率を維持していらっしゃるという、
女子大生にも大人気という先生です。
「炭水化物抜きダイエット」と言うのはよく聞きますが、炭水化物を摂ってダイエットするって・・・
まるで真逆のダイエット法ですよね???
興味津々拝見しまして、なるほどーーーと思ったので、ご紹介させていただきます。
なぜ? 炭水化物抜きで痩せたように見えるのか?!
ご飯を抜くと痩せる。ご飯を食べると太る。
コレって、誰でも感じたことがあることだと思いますが。
炭水化物を抜いたダイエットをした時に、体の中で1番減るのは、
「水分」なのだそうです。
口から入った炭水化物は糖質として、4倍の水分と結合し、グリコーゲンとして
体内の筋肉に貯蔵されます。
だから、筋肉というのは「みずみずしい」のだそうです。
で・・・ここで、そもそもなぜ炭水化物を食べないといけないのか?
糖質を筋肉に蓄える必要があるのか?というお話ですが。
炭水化物が必要な理由は、その糖質が脳を動かすための唯一のエネルギーだから!!
ということです。
炭水化物を抜いて、高タンパク質の食事でダイエットをした際に、
頭がぼんやりしたり、集中力が無くなったりするのは、このせい。
脳を働かせるための糖質が足りていない状態になってしまうからなんですって~
仮に1日2000kcalの食事を摂った場合で言うと、その20%の400kcalが、
脳のエネルギーになるとのこと。
具体的に言えば、おにぎり2.5個分です。
この量の炭水化物が、絶対に脳で必要なのだそうです。
ですが、炭水化物抜きダイエットをすると、脳を動かすための糖質が不足してしまう。
なので、まずは肝臓に蓄えている糖質(グリコーゲン)を使うのですが、
これはすぐに無くなってしまうために、筋肉に貯蔵していたグリコーゲンを
水と糖質に分解して使う訳です。
つまり、炭水化物を抜いた時に体重が劇的に減るのは、
筋肉のグリコーゲンが分解して、水分が体から出て行くから・・・
でもって、たまに炭水化物をたくさん食べてしまった際に、
メッチャ体重が増えてしまうのは、糖質が4倍の水分と結合して
体に蓄えられるからだそうです。
うーん。。。
炭水化物を我慢して、体重が軽くなるのは、
脂肪が減った訳ではなくて、単に水が抜かれただけだったんですね~
森谷教授は、これを「水の泡ダイエット」と表現していらっしゃいました。
炭水化物抜きの食事を続けると、どうなるか?!
炭水化物抜きを長く続けてしまうと、筋肉がやせ細っていく。
体重が減っても、脂肪の量は変わらない。
なるほど、「食事制限をした際に、筋肉から先に落ちてしまうから、
筋トレが大事」・・・という話を聞いたことがありますが、これはこういうこと
だったのですね。
ちなみに、筋肉が減って脂肪はあるという隠れ肥満の人は、
足首が「象さん」になることが多いそう。
筋肉がない分、重力で足首まわりの筋肉が引っ張られてしまっておこる現象。
象さん足の人は、要注意です!!
しかも長年、高炭水化物の食事をしている人に比べて、
低炭水化物の食事をしている人は、死のリスク(がん・心疾患)が
高まるそうで。。。。
これは、日本食より、肉や脂質の摂取量が多い欧米食の方が、
成人病になりやすい・・・というのと同じことかなーと思いました。
森谷先生によると、炭水化物をしっかりと摂っていれば、
脂肪・タンパク質はあまり摂らずともOKなのだそうでして。
逆に、炭水化物が少ない場合には、多めの脂肪とタンパク質を
摂らないといけなくなる。
番組内で紹介されていた炭水化物摂取量の目安の食事例は。。。
サラダ:コーン・キャベツ・人参・トマト・ブロッコリー
やき鮭・大根おろし・わかめと豆腐の味噌汁・ご飯
。。。というような感じでした。
ご飯はわりと多めな感じ。
毎食の摂取エネルギーの60%を炭水化物で摂ると良いそうです。
これを、ハンバーグ等の洋食に置き換えた場合だと、
食パン(8切り?)で3枚くらいということなので、結構炭水化物のボリュームは、
多いということがお分かりいただけるかと思います。
でも、本当に炭水化物をたくさん摂っても大丈夫なの?
太らないの?・・・という不安が頭をよぎりますよね~
そこで、番組では、双子の俳優さんにお願いをして、
同じカロリーの食事ながら、一方は炭水化物の多い食事・一方は炭水化物の少ない食事・・・と
食べてもらって、その後の体の体温変化を見るという実験をしていました。
摂取カロリーは同じですが、高炭水化物の食事は、スープがじゃがいもだったり、
ハンバーグが鶏肉だったり。
片や、脂肪の多い合いびき肉ハンバーグで、ウインナー入りスープ。
でも、ご飯はほんの一口分くらい。
サーモグラフィーで体の温度を見ていると、15分くらい経ったところで、
高炭水化物の食事の男性は、体の色がオレンジ色に代わりました。
お二人共、ただ座ってじっとしていただけなのにー!!
体温が上昇=カロリーが消費されているとのこと。
炭水化物は発熱しやすい(燃えやすい)のです。
食べたものをエネルギーに変えるためには、エネルギーを使います。
なので、炭水化物はあまり体に残らないということなのです。
炭水化物摂取ダイエット・おすすめの運動は「NEAT」!
ここまでのお話で、いかに炭水化物が大事なのか?
何も無理して抜かなくたって、燃やせばいいじゃないか♪・・・とわかった感じですが。
では、どうやって燃やすのが一番良いのか?!
森谷先生曰く、「NEAT(ニート)」がおすすめなのだそうです。
Non Exercise Activity Thermogenesis(ノンエクササイズ アクティビティ サーモジェネシス)
略してニート!!
運動というほどの運動ではない、何気ない日常での活動。
つまり、立ったり・座ったり・歩いたり・・・です。
TVのリモコンは使わないで、TVまで歩いて行ってチャンネル変えるとか。
ティッシュは、家の中に1箇所しか置かないとか。
無駄に動いて、ムダ肉をなくそう!!・・・ということ。
それができれば、もうとっくにやっているような気がしますけど。
これは、ある意味心がけ次第なんだと思いますので。
脳に必要な炭水化物量をしっかり摂って、無駄に動く・・・を実践したいと思います!!
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おまけ:その1
この日、“世界一受けたい授業”で森谷先生のお話を伺いながら、
夕食を食べていたワタシ。
実は、毎日まさに「炭水化物抜きダイエット」を心がけておりましたので、
食べていた夕食は↓こんな感じでございました。
番組を観て、なんだか炭水化物を食べなくてはいけないような気持ちになって
思わず、ご飯追加しちゃいましたよーーー!!
で・・・翌朝、体重計に乗ってみたら。
しっかりと、糖質が4倍の水分と結合して筋肉に蓄えられていたようでして。。。
(体重が増加していました)
で、思ったんですけどね。
炭水化物をしっかり摂るのは、朝と昼が良いのではないかなー?っと。
夜たくさん摂ったところで、その後、風呂に入って寝るだけなのであれば、
脳にエネルギーって、あんまり要らなくね?・・・と思いますし。
流行りの「炭水化物抜きダイエット」の主旨と言うか、ポイントである点は、
「炭水化物を摂リすぎると、糖質が脂肪に変わってしまうから」という点であると思いますので。
脳も体も使わないのに摂った炭水化物は、グリコーゲンになる以外の余剰分が
脂肪になるのではないかしら???と。
番組の中で、森谷先生が「女子学生が大学の授業中に爆睡しているのは、ダイエットのせいで
脳に栄養が足りていないから」・・・というお話されていましたけど。
要は、何事も「適量」と摂取のタイミングが大事ということですよねーーー!!
朝・昼は頭を使うので、炭水化物をたくさん摂って、無駄に動く心がけをして、
夜は、質の良いタンパク質や食物繊維をたくさん摂る。
そんな風にしてみようと思ったのでありました。
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おまけ:その2
「森谷敏夫」教授・・・最近、どこかで目にしたお名前なんだよなーーーと思いましたら、
これですよ!!
最近話題のシックスパッド!!
このシックスパッドの20hzが効果的というEMS理論で、記憶していたお名前でした。
本ブログでも、先日こんな記事を公開させていただいておりますが。
予告どおり、ワタシも購入しちゃいましたよーーー!!
森谷教授に言わせたら「炭水化物を食べて、自分で腹筋使いなさいよ!」ということなんでしょうけどぉ~
お仕事しながら(PCしながら)腹筋運動をはじめて、ちょうど1週間経ちました。
体重は増えたものの、経過はなかなかイイカンジ♪
シックスパッドについては、姉妹サイトでまとめていますので、こちらでどうぞ~
※最後がなんだか宣伝みたいでスミマセン。
教えてくださったのは、京大肥満研究の権威「森谷敏夫」教授です。
森谷教授は、京都大学・大学院で、応用生理学・運動医科学の研究をされていて、
65歳というご年齢ながら9.8%の体脂肪率を維持していらっしゃるという、
女子大生にも大人気という先生です。
「炭水化物抜きダイエット」と言うのはよく聞きますが、炭水化物を摂ってダイエットするって・・・
まるで真逆のダイエット法ですよね???
興味津々拝見しまして、なるほどーーーと思ったので、ご紹介させていただきます。
なぜ? 炭水化物抜きで痩せたように見えるのか?!
ご飯を抜くと痩せる。ご飯を食べると太る。
コレって、誰でも感じたことがあることだと思いますが。
炭水化物を抜いたダイエットをした時に、体の中で1番減るのは、
「水分」なのだそうです。
口から入った炭水化物は糖質として、4倍の水分と結合し、グリコーゲンとして
体内の筋肉に貯蔵されます。
だから、筋肉というのは「みずみずしい」のだそうです。
で・・・ここで、そもそもなぜ炭水化物を食べないといけないのか?
糖質を筋肉に蓄える必要があるのか?というお話ですが。
炭水化物が必要な理由は、その糖質が脳を動かすための唯一のエネルギーだから!!
ということです。
炭水化物を抜いて、高タンパク質の食事でダイエットをした際に、
頭がぼんやりしたり、集中力が無くなったりするのは、このせい。
脳を働かせるための糖質が足りていない状態になってしまうからなんですって~
仮に1日2000kcalの食事を摂った場合で言うと、その20%の400kcalが、
脳のエネルギーになるとのこと。
具体的に言えば、おにぎり2.5個分です。
この量の炭水化物が、絶対に脳で必要なのだそうです。
ですが、炭水化物抜きダイエットをすると、脳を動かすための糖質が不足してしまう。
なので、まずは肝臓に蓄えている糖質(グリコーゲン)を使うのですが、
これはすぐに無くなってしまうために、筋肉に貯蔵していたグリコーゲンを
水と糖質に分解して使う訳です。
つまり、炭水化物を抜いた時に体重が劇的に減るのは、
筋肉のグリコーゲンが分解して、水分が体から出て行くから・・・
でもって、たまに炭水化物をたくさん食べてしまった際に、
メッチャ体重が増えてしまうのは、糖質が4倍の水分と結合して
体に蓄えられるからだそうです。
うーん。。。
炭水化物を我慢して、体重が軽くなるのは、
脂肪が減った訳ではなくて、単に水が抜かれただけだったんですね~
森谷教授は、これを「水の泡ダイエット」と表現していらっしゃいました。
炭水化物抜きの食事を続けると、どうなるか?!
炭水化物抜きを長く続けてしまうと、筋肉がやせ細っていく。
体重が減っても、脂肪の量は変わらない。
なるほど、「食事制限をした際に、筋肉から先に落ちてしまうから、
筋トレが大事」・・・という話を聞いたことがありますが、これはこういうこと
だったのですね。
ちなみに、筋肉が減って脂肪はあるという隠れ肥満の人は、
足首が「象さん」になることが多いそう。
筋肉がない分、重力で足首まわりの筋肉が引っ張られてしまっておこる現象。
象さん足の人は、要注意です!!
しかも長年、高炭水化物の食事をしている人に比べて、
低炭水化物の食事をしている人は、死のリスク(がん・心疾患)が
高まるそうで。。。。
これは、日本食より、肉や脂質の摂取量が多い欧米食の方が、
成人病になりやすい・・・というのと同じことかなーと思いました。
森谷先生によると、炭水化物をしっかりと摂っていれば、
脂肪・タンパク質はあまり摂らずともOKなのだそうでして。
逆に、炭水化物が少ない場合には、多めの脂肪とタンパク質を
摂らないといけなくなる。
番組内で紹介されていた炭水化物摂取量の目安の食事例は。。。
サラダ:コーン・キャベツ・人参・トマト・ブロッコリー
やき鮭・大根おろし・わかめと豆腐の味噌汁・ご飯
。。。というような感じでした。
ご飯はわりと多めな感じ。
毎食の摂取エネルギーの60%を炭水化物で摂ると良いそうです。
これを、ハンバーグ等の洋食に置き換えた場合だと、
食パン(8切り?)で3枚くらいということなので、結構炭水化物のボリュームは、
多いということがお分かりいただけるかと思います。
でも、本当に炭水化物をたくさん摂っても大丈夫なの?
太らないの?・・・という不安が頭をよぎりますよね~
そこで、番組では、双子の俳優さんにお願いをして、
同じカロリーの食事ながら、一方は炭水化物の多い食事・一方は炭水化物の少ない食事・・・と
食べてもらって、その後の体の体温変化を見るという実験をしていました。
摂取カロリーは同じですが、高炭水化物の食事は、スープがじゃがいもだったり、
ハンバーグが鶏肉だったり。
片や、脂肪の多い合いびき肉ハンバーグで、ウインナー入りスープ。
でも、ご飯はほんの一口分くらい。
サーモグラフィーで体の温度を見ていると、15分くらい経ったところで、
高炭水化物の食事の男性は、体の色がオレンジ色に代わりました。
お二人共、ただ座ってじっとしていただけなのにー!!
体温が上昇=カロリーが消費されているとのこと。
炭水化物は発熱しやすい(燃えやすい)のです。
食べたものをエネルギーに変えるためには、エネルギーを使います。
なので、炭水化物はあまり体に残らないということなのです。
炭水化物摂取ダイエット・おすすめの運動は「NEAT」!
ここまでのお話で、いかに炭水化物が大事なのか?
何も無理して抜かなくたって、燃やせばいいじゃないか♪・・・とわかった感じですが。
では、どうやって燃やすのが一番良いのか?!
森谷先生曰く、「NEAT(ニート)」がおすすめなのだそうです。
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つまり、立ったり・座ったり・歩いたり・・・です。
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無駄に動いて、ムダ肉をなくそう!!・・・ということ。
それができれば、もうとっくにやっているような気がしますけど。
これは、ある意味心がけ次第なんだと思いますので。
脳に必要な炭水化物量をしっかり摂って、無駄に動く・・・を実践したいと思います!!
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この日、“世界一受けたい授業”で森谷先生のお話を伺いながら、
夕食を食べていたワタシ。
実は、毎日まさに「炭水化物抜きダイエット」を心がけておりましたので、
食べていた夕食は↓こんな感じでございました。
番組を観て、なんだか炭水化物を食べなくてはいけないような気持ちになって
思わず、ご飯追加しちゃいましたよーーー!!
で・・・翌朝、体重計に乗ってみたら。
しっかりと、糖質が4倍の水分と結合して筋肉に蓄えられていたようでして。。。
(体重が増加していました)
で、思ったんですけどね。
炭水化物をしっかり摂るのは、朝と昼が良いのではないかなー?っと。
夜たくさん摂ったところで、その後、風呂に入って寝るだけなのであれば、
脳にエネルギーって、あんまり要らなくね?・・・と思いますし。
流行りの「炭水化物抜きダイエット」の主旨と言うか、ポイントである点は、
「炭水化物を摂リすぎると、糖質が脂肪に変わってしまうから」という点であると思いますので。
脳も体も使わないのに摂った炭水化物は、グリコーゲンになる以外の余剰分が
脂肪になるのではないかしら???と。
番組の中で、森谷先生が「女子学生が大学の授業中に爆睡しているのは、ダイエットのせいで
脳に栄養が足りていないから」・・・というお話されていましたけど。
要は、何事も「適量」と摂取のタイミングが大事ということですよねーーー!!
朝・昼は頭を使うので、炭水化物をたくさん摂って、無駄に動く心がけをして、
夜は、質の良いタンパク質や食物繊維をたくさん摂る。
そんな風にしてみようと思ったのでありました。
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おまけ:その2
「森谷敏夫」教授・・・最近、どこかで目にしたお名前なんだよなーーーと思いましたら、
これですよ!!
最近話題のシックスパッド!!
このシックスパッドの20hzが効果的というEMS理論で、記憶していたお名前でした。
本ブログでも、先日こんな記事を公開させていただいておりますが。
予告どおり、ワタシも購入しちゃいましたよーーー!!
森谷教授に言わせたら「炭水化物を食べて、自分で腹筋使いなさいよ!」ということなんでしょうけどぉ~
お仕事しながら(PCしながら)腹筋運動をはじめて、ちょうど1週間経ちました。
体重は増えたものの、経過はなかなかイイカンジ♪
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※最後がなんだか宣伝みたいでスミマセン。