1ヶ月遅れの入院
母には心配をかけたくなかったので
長期出張と伝えた。
必ず元気になって帰ると自分に誓い、入院に準備したものはすべて破棄して持ち帰らないようなものを集めた。入院当日から検査検査。気が滅入る。手術日まであと3日、それまでに全摘か卵巣は残すか、決めなければいけなかった。回診に来る担当医も意見がバラバラで教授は全摘、助教授は卵巣を残しても。執刀医はあやふや。誰を信じたらいいのか手術前日まで悩んだ。入院してから毎日日記を書いていましたが読み返す余裕もなかった。
卵巣を残しても妊娠出産できるわけでもないし、結局全摘を選びました。
そして手術当日、さむい手術室に入り
麻酔を打ちますよ〜の言葉も途中までで深い眠りに。目が覚めたのは次の日でした。
手術は無事成功。 ICUで管だらけの自分。
側に主人がいてくれました。
1ヶ月遅れたせいかどうかはわからないけれど摘出したガン細胞は思ったより大きかったらしく3bでした。
酸素マスクをつけていて鼻呼吸は出来ても痰が絡みやすくそれを出すのにお腹に力が入る為激痛‼︎痰を出すのがとても辛かった。