有吉佐和子 『青い壺』
お正月は、ストーブの前でゆっくり読書をしたかったので、『青い壺』有吉佐和子/著 を読みました。
2024年のNHKの番組 、100分de名著 で紹介され、再び有吉佐和子さんの作品に注目が集まっているそうです。
『青い壺』は1976年の作品ですが、古さを感じさせず今でも楽しめる作品でした。
13の短編で構成され、青い壺が様々な人の手に渡って行き、壺を取り巻く人の物語の連作です。
私が特に好きなのは、12編で、病院の清掃を仕事にしている女性の、日常を楽しむ様子、健康で働けることに感謝して温かいお風呂に幸せを感じる様子が描かれています。
お正月に良い作品を読めて良かったです☺️
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