本 ときどき ギターを弾く

本もギターも、私の大切なもの

折れたるは折れたるがままに

2020-10-06 20:14:08 | 日記
「小さきは 小さきままに
折れたるは折れたるままに
コスモスの咲く」
秋が近づいて
コスモスの花をみかけると
思い出す詩です。
(しいのみ学園長 昇地三郎 作)

わかっているけど
身にしみていない私は
ついつい周りをうらやんで
ブウブウ文句を言ってしまうのです。

あるがままに暮らすというのは
どうしてこんなに
難しいのでしょう

人をうらやんだりしないで
自分のできることを
一生懸命やって
満足できたら
どんなにいいでしょう。

すこし話しはズレますが
宮沢賢治の「雨にも負けず 風にも負けず…」
この詩がわたしは好きなんです。
なぜなら賢治は最後に
「…そういう人にわたしはなりたい
って言ってるんです。

なりたいということは、
なって無い人つていうことですよ!
な〜んだ、わたしと一緒じやーん。
賢治は雨にも風にも負けてる
欲もあって、自分中心に物事を
考えて、人の話しも聞かないのよ!
<( ̄︶ ̄)↗まるでわたし。
すこし勇気をもらえるのです。

昇地三郎さんは
息子さんが障害をもってらして、
そのことから
日本にはじめて知的障害児通園施設を
創設されました。

苦労を背負って生まれてきた
こども達に光をあててあげたい。
そんな気持ちから設立した
しいのみ学園

学園の鐘を鳴らすのは
小使さんの役職をもらった
息子さんでした。
まいにち まいにち
生徒の数だけ鐘をならす
やさしい小使さん

昇地三郎さんは
柔らかな文章で
ユーモアたっぷりに
設立当初のことや息子さんのことを
書かれています。

ご本人はなんと
106歳まで現役で、
講演などされていました。




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