ギター弾くってすごい!
と思っていた。
だって、
左手は弦を押さえ
右手は弦を弾く。
耳は音を聴き
目は楽譜を追う。
あたまの中はフル回転だ。
人の感覚のうち
3つも同時に使ってるのだから。
それだけじゃない。
音楽にはリズムがある。
音楽が時間の芸術といわれる
理由のひとつ。
一定のリズムで進んでいき、
「形にはのこらずに
人の記憶に残る」芸術なのだ。
なんかカッコいいね
ところが…このリズムが、
なかなか難しい。
なにせギターを弾くとき
頭の中はすでにフル回転!
それなのに
「ズッチャ、ズッチャ、ズンズン」とか
「タッカ タッカ タン タン」
とか…(ᗒᗩᗕ)
リズムを刻むのは大変なのだ。
だから難しいリズムの曲が
弾けるようになると
すこし誇らしい気持ちになる
やったぜ!フフフン!なのだ。
ところが、身近なところに
天才がいた…家の台所に。
なんともリズミカルに
トン トン トンと
理想的なリズムを刻みながら
まったく違うリズムで
鼻歌を歌っている!
しかも、「冷蔵庫にアイスあるよ〜」
と、まわりへの配慮まで
しているではないか!
相変わらずリズミカルに
トン トン トンときざみながら
ボリボリと何かを食べると
「ちょっと塩が足りないかも…」
なんて言っている
「今日はミョウガのお味噌汁だよ
いい香りだね〜( ◜‿◝ )♡」
人の五感をフルに使いながら
リズムが乱れないとは!
天才である……
実はリズム感の無い人はいない!
ただ意識していないだけ
リズムの練習は意識することから
はじまる。
ゆっくり焦らず根気よく
なれてくれば
わが家の天才のように
ルンルンでリズムがとれるように
なっていく。
もし、リズム感に自信が無くて
アタマをかかえていたなら
絶対に読んでほしい1冊。
ベーシストの石村順さんの
【著書】
「ベーシストのリズム感向上メカニズム」
題名は難しそうなイメージだけど
自分の経験した挫折や失敗の話しを
おりまぜながら、わかりやすい
ことばで、優しく(リズムに悩むひとに
寄り添ってくれてる)説明していて、
勇気とやる気が出てきます。
『このバンド、ベースいないほうがましだよ!』
といわれたら、私ならギターやめます。
でも石村順さんは、
感謝しているのです。
リズム感は習得できます、改善できます。向上します。
と、石村順さんは本の中でかいてます。
この本には、リズムの大切さは
もちろん、音楽の楽しさや本質を
教えてくれます。
ギターを弾く人だけでなく
たくさんの人に読んでもらいたい
本です。
ギターや音楽の基本について書いてます
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