北風小僧の貫太郎

北風小僧★新発売★貫太郎

喪失感?

2013-07-02 22:06:55 | 小説
ついに

全体の列車の行き先を確認して

もう一度上から確認しようとホーム右端の階段を4~6段上がった

夕日を浴びて広い構内を各列車が蒸気や排気ガスを出して

それら発車は未だかと言わんばかりに

かなり多量に放出されていてアジアの人々の生活

それぞれ斜陽の風景に溶け込んでいくように消えていく

喪失感?

2013-07-02 20:01:43 | 小説
彼女の視線を感じつつ

車両を確認していく

本当は自分自身あきらめていたのではないだろうか?

決定的に目的地にたどり着く車両を自分自身で見送り

そして彼女が薦めてくれた車両も結果的にではあるが見送ってしまった

そんなことを考えながら

きっと寂しげな表情をしている彼女のほうを見ることはできなかった。

一緒に確認してくれればいいのだろうに、と一瞬思って

ひょっとしたら怒っているのだろうとも

彼女なりに真剣に考えていてくれていたであろう車両を逃したのだから。

この確認の作業自体形式的じみていて

我ながら馬鹿らしくも思えてくる