工作して、時を過ごす。

ギターの改造日記(サンバーストに挑戦!)と、
ひょうたんランプの作成日記。

ネックの塗装も剥がす。

2013年11月24日 | ギター
ネックの塗装もサンドペーパーで削り、剥がしました。


しかしながらネックに関する作業は正直、プロに依頼した方が良い作業だと思います。


場合によっては、フレット音痴になる可能性もありますし、ネックの反りや捻れの原因に恐れもあるかと思います。


私の場合は、どちらにしろあまり弾く事も少なくなっていたギターでしたし、
失敗したら、部屋のオブジェにでもしようかと思っておりましたので、思い切って削りました。


ですが、ある程度作業は慎重に行いました。


指板のRや、ネックの握りもあるので、本来はその道具を使用するのでしょうが、やはり道具は買いません。


中目から極細目(1500番)のサンドペーパーを使用し、一カ所に集中させず、全体的にまんべんなく、薄皮を剥がすように削りました。


ここで若干の反省点が一つ。

指板のエッジ部の打痕を消そうと思ったのと、指板の角を少し丸くしようと思い、サンドペーパーで角だけ少し丸く削ったのですが…。


後にフレットを打った時、フレットの両脇に指板との隙間が生じてしまいました…。


最終的には気にならないレベルに収まりましたが、注意すべき作業だと思いました。

塗装を剥離。

2013年11月22日 | ギター
塗装を剥離…。


しようとしましたが、結局はサンドペーパーで研磨し剥がしました。。。


今回のリフィニッシュの中でも、大変で、かつ時間を要した作業でした。


塗装剥離の方法は、ネットで調べてみると、アイロンやドライヤーで熱したり、剥離材を塗布してみたり…

などとありましたが、どうやら塗られている塗料によって異なるようです。


試しに、アイロンでチャレンジしてみましたが、塗装がいきなり溶け出し、アイロンにベターっと貼り付きアイロンが……。

嫁さんのアイロンですのでこれ以上は書けません。

後で綺麗に戻すのが大変でした…


ドライヤーの熱ですと、熱量がたりないのか、柔らかくはなりましたが、うまく剥がれませんでした。


ラッカー塗装はどうやら他の方法で剥がすのでしょうかね…。

結局は、ギターの上に紙を敷き、その上からアイロンで熱し、塗料を紙に貼り付かせ、熱い内にネチョーっと剥がす。

これを数回繰り返し、後はひたすらサンドペーパーで削りました。


サンドペーパーは、荒目から始めて、中目まで使用。


塗膜を削って行くと、途中から削りかすの色が変わっていきます。


途中、真っ白な削りかすになりました。
恐らく下地塗りの部分でしょうかね、それを越えたら木部に到達です。


何年も経っているギターなのに、木の心地よい香りがしました。


写真は、塗装を全て剥がし、導管に入り込んだ削り粉を歯ブラシで除去した後のものです。

毛先の尖った歯ブラシでゴシゴシすると、導管が綺麗になります。

後に、導管を黒で着色します。

ナットを外す。

2013年11月21日 | ギター
長年使用したギターですので、ナットもかなり痛んでました。

こちらもやはり交換する予定でしたので、ネットで調べて外しました。


ナットとネックの木の間の塗装をカッターで切るというか、ギリギリと削り、細い堅い棒を当てて、ハンマーでコンコン、カンカンと。。。


意外とすんなり外れました。

併せて、ペグも外し、全てのパーツが外れました。


フレットを抜く。

2013年11月20日 | ギター
かなりすり減っていましたので、フレットも交換します。

ネットで調べると…。


“くいきり”なるもので抜くようですが、我が家にはありませんし、先々使う事もなさそうなので買うつもりもありません…。

しばらく悩みましたが、爪きりにて代用決定。


歯が真っ直ぐで、かつ、握った時に平たくなるものを100均にて購入しました。


低コストですが、やはり上手くやらないと指板に傷が付きます…。
もし真似をするのであれば、自己責任で願います。。。


細心の注意を払い、フレットの最端部に刃先をちょびっとだけ噛ませ、爪きりを握り込みます。
パキッと、フレットの端が浮いたら、歯を横に滑らせ、決してこじらず、ニギニギと‥。

焦らず、慎重に抜きました。


この作業の為に購入した爪きりでしたが、一回の使用で刃先がかなり欠けてしまいました。




嫁さんの爪きりでやらなくて良かった…。