奇乃堂

分量には意味がある

 去年……と書くと、大仰だなぁと思うけど、数か月前……でもある。
 富澤商店のさつまいもフレークを使って芋ようかんを作った。ネット上にあったレシピを参考に、今回は、最初から全部材料入れて作ることにした。
 そこは、問題ない。
 なぜならば、ネット上のレシピは電子レンジで作るものであり、私は鍋を火にかけて作るから。丁寧に作る方がいいという説はあるけれども、することは「フレークを水になじませる」と「寒天を沸騰させる」だろうと判断したから。

 ……まぁ、出来た。
 ……できたんだけれども、問題が一つ。
 柔らかい……ね……。

 原因、水の量。
 いや、その……寒天粉の量からレシピの310グラムの水を、400ぐらいいれたんだ……。
 ええ、固まるだろうし、うん。

 結果、めちゃくちゃ柔らかくて、つまむことが難しい芋ようかんになったんだ。

 ……ほら、あれだ、去年、私、水ようかんを作る際に、葛粉の量どのくらいがいいかって最低ライン調べたよ。それと同じことだね……。

 ということで、芋ようかん、次作るときは、水の分量310グラムちょっとにしておこう。
 蒸発もするから、うん。ちょっと多めでもいいけど400いくとアウトってことで。

 あ、でも、柔らかいのがいい人はいいのかもしれない……。
 そういうことだね。
 砂糖の量は30グラムから減らして20グラムにして、程よい甘さだったし。

 レシピは基準、あとは好み、ということだね。
 いい雰囲気でまとめてみよう……。

今後ともよろしくでございます。

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