奇乃堂

料理、再現できない適当ぷり

 時折、料理が下手なキャラクターの小説を書かせてもらうことがある。正しく言うならば、アレンジを加えて料理をダメにするタイプだろう。
 その時、発注いただいたものを見つつ、「ふんふん」とうなずきながら、「まっさかー」と思ってはいた。

 最近になって、私もその片鱗があるのかもしれぬ……と、気づいてしまった。

 レシピ通り作ることはある。
 白玉団子とかミールキットとか、見ながら作っている。
 そこへのアレンジと言えば、あんこ代わりに羊羹入れたとか、分量多めだけどいいかとか、水多めになるけどいいんだよね……という感じ?
 裏技とかはしてみない。

 どこで、料理アレンジ癖のあるキャラと同類ではないかと思ったかというと、パイを作る際だ。
 チョコパイやアップルパイはさほど問題ない。
 分量が適当だとは言え、チョコパイならば、調理用なので砕かれているチョコを適度に入れて、砕いた胡桃を適度に入れる……という状況。レシピに起こそうと思えば起こせる。
 チョコ125グラム、胡桃70グラムとか……。

 料理パイの方が適当すぎる。
 昨日作ったのは、家の人に好評ではあったが……下記、半分、作っている最中の心情入り。

 材料、ジャガイモ(先日、モニターで購入したもの)200グラム近く、玉ねぎ8分の1、シーチキン1缶。じゃがいもは砕けるようと大き目で切り、ちょっとレンジでチン。
 材料を炒めながら、味付けどうしよう……シーチキンの油捨てすぎたから足りない……そうだ、マヨネーズ入れてみよう! 前、「きょうの料理」でマエストロって人がやってたね……油分になるし……。
 コショウを入れた後、半ば煮るように材料を炒めて止めたけれども、味が淡泊かもしれない。
 やっぱりケチャップだ(どばー)! それとウスターソース(小さじ半分程度)。これで塩分は十分入ってる。
 味濃いかも?
 とりあえず、油分は結構あったらしくて、市販のパイ生地もパリパリになる。汁あふれるくらいだったし。それと火加減は良かった。
 きちんと食べられるものはできた。

 一応、塩は入れないということだけは一本筋を通している。調味料に入ってるから。
 パイを作り出したとき、レシピ通りにコンソメ入れて、味が非常に濃くなったことあるため、コンソメの扱いは慎重だ。

 ……適当につくって食べられるものができたのは、実は、私が出来る人間だからか!
 ひとまず、自画自賛だけはしておこう。

 とはいえ、アレンジ好きの人のイメージがわかった気がした。

今後ともよろしくでございます。

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