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心の師となれ、心を師とせざれ
釈尊
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よき人生は日々の丹誠にある
松原泰道(龍源寺元住職)
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ありがとうの一言が周りを明るくする。おかげさまの一言が自分を明るくする。ありがとう、おかげさま。これが仏教の心です
松原泰道(龍源寺元住職)
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心を百度に熱するときは、一気に沸騰させよ
板橋興宗(御誕生寺住職)
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真心が縁を生かす秘訣
板橋興宗(御誕生寺住職)
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自分を持たない人間が、他人の意見だけを聞いて、はいはいと言っているようなことでは、真の独立はできない
堀澤祖門(三千院門跡門主)
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思想、哲学というのは、本当に飢えて、苦しんでいる人間には役に立たない
堀澤祖門(三千院門跡門主)
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ここを離れない。ここを見限らない。ここに踏み止まる
横田南嶺(円覚寺管長)
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自ら光り輝いてこそ周りを照らすことができる
横田南嶺(円覚寺管長)
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人間一生で何を得るかは、何を懸けるかにかかっている
横田南嶺(円覚寺管長)
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きょう一日、いま一瞬をどうやって生き切るか、これがすべて
宮本祖豊(比叡山十二年籠山行満行者)
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毎日毎日、命懸けで修行して、十年単位でもってようやく一歩成長する
宮本祖豊(比叡山十二年籠山行満行者)
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他人が辛かろう、寂しかろうといっても、いや自分は幸せですという人には誰も勝てない
西端春枝(真宗大谷派淨信寺副住職)
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苦しみ、悲しみがなければ人生の花を咲かせられない
青山俊董(曹洞宗尼僧)
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人間で大事なのは心であり、言葉はその心の生の声
山本空外(僧侶・広島大学名誉教授)
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苦がその人を鍛えあげる 磨きあげる 本ものにする
坂村真民(仏教詩人)
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人間いつかは終わりがくる 前進しながら終わるのだ
坂村真民(仏教詩人)
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かなしみはわたしたちを美しくする花
坂村真民(仏教詩人)
「エッセイ/ロン毛」
私は此処の処。色々と頭に来て居たので、最近の女の子は皆パープリンだ!!などと言っては居たが。私は元来女性には優しい男ですよ。それに男ですからね女の子は好きですよ。ただ、最近の若い子は常識のある子とない子が居るので。今行って居る美容室ですが、初めて行った時には助手の美容師の美容師見習いの緑ちゃんなんかは私の格好を見て「ハハハハハ!!」と笑って美容師の店長さんが私と話して居ると「ほら店長こんな人とまともに話しちゃってさぁ(笑)」と言うのですから僕の居る前で、後になって、その事を話してみたところ田舎育ちの田舎娘で歳はまだ27歳。男の長髪は汚らしくて乞食みたいで嫌だと思って居たと言うのですよね。
だから君は高校出てから東京に来たの?と聞いたら「そうです。此処の店長さんに拾われて修行中なんです」と言うのですよね。だから「君はヒッピーって知っている?」と聞いたら「なんですかそれ???」というので昔ね1967から1973年ぐらいまでに流行った運動があってね「フラワームーブメント」と言うの。ヒッピー文化が世界中で巻き起こったんだよ。知らないでしょ?」「その時にね長髪が男の間ではやった訳。」「1970年代なんか歌手も役者も皆長髪一色だった訳。最近の若い人は知らないからねぇ」でも「それって日本人もそうして居たのですか?」「そうだな昔の身近な歌手の例で出すと?「「西城秀樹」なんて長髪だったよ。」と言っても西城秀樹が解らない。「俺は毎日頭洗って居るんだよ?これでも気を遣って居るんだよね」そしたら「kiysumeさんみたく髪の長い人見たのは初めてでした」と言うんだよ。だから言ったんだよね「君はさ、美容師になりたいんだろう?それじゃあ男の長髪も研究しなくちゃね???」と言ったらそんな昔に「今から40年は前じゃないですか?」「なんで若いのにそんな時代の髪型するんですか?」「俺は若くは無いよ」「お幾つですか?」もう還暦過ぎたよ。」「歳なのにホッピー見たくしたいのですか?」「ホッピー????。ヒッピーだろ」ダメだこりゃと思って話して居たが。病院に入院中には57歳のおばさん看護師から言われた。「髭剃らないの?」「剃って居ますよ。」「だって髭生えてるじゃ無い。」「少しだけ生やして居るのですよ。わざと無精髭見たいにね?」「だって髭を剃ると言う事は綺麗に全部剃ることを言うのよ、それじゃあ剃って居ると言えないじゃ無いのさ」「女の子はね髭を嫌うものよ知らないの全部剃りなさい!!」「人の勝手でしょうに!!!!」と怒ったら「あんたさ、バッハ見たい」「バッハ????」「似てるじゃない。」そしたらそれ聞いて居た他の患者さんが「ロックギタリストだろ?」「あはは、言えてる!!」ともう他の患者が「ジミーペイジさん?この度は本病院に入院どうも!!(笑)」と揶揄うんですよね。みんな長髪の歴史を知らない。
メンズがロン毛にするメリットは?
ロン毛のメリットはいくつか挙げられるが、一番大きなメリットはヘアアレンジがしやすいことだろう。シンプルに下ろすのも良し、ヘアアイロンなどを駆使してカールをつけるも良し、結いても良しとアレンジの幅は広い。それに加えて、下ろすだけや結ぶだけなどヘアセットに時間がかからない髪型が多いのも魅力だ。また、髪を伸ばし続けることでヘアサロンに行く頻度を抑えられるのも嬉しいポイント。定期的にボリュームを整えたり、髪がパサついていればトリートメントをしたりなどのメンテナンスは必要だが、短めの髪型と比べれば頻度は少ない。
メンズのロン毛は不潔に見られやすい。だからこそ日々のヘアケアで清潔感を!
一般的に「清潔感がある髪型=顔まわりがスッキリした短髪」という認識があり、その逆説としてロン毛は不潔に思われやすいため、少しでも清潔に見られるよう工夫することが大切だ。そのためには、日頃からヘアケアを取り入れて髪の毛を労ることが欠かせない。たとえば、日々の習慣としてヘアミルクやヘアオイルを取り入れたり、スペシャルケアとしてトリートメントをしたり、極力傷まないよう髪の毛が濡れた状態を放置しないなど。ヘアダメージが気になったら、ヘアサロンで特別な施術を受けるのもアリだろう。ちなみに、ヘアケアを怠ると髪の毛が乾燥しパサつきが出て広がったり、ツヤやコシが損なわれて痩せ細ったり、ダメージの蓄積により毛先が茶色や金色になったりと、見るからに不健康で手入れをしていないようなビジュアルになってしまうので要注意だ。
ロン毛のキレイな伸ばし方は?
清潔感を出すことにも通ずるが、ロン毛をキレイに伸ばすためにはダメージケアをすることが重要だ。そして、そのケア方法はトリートメントをするだけではない。たとえば、ブラッシングをすることも重要で、シャンプー前に取り入れることで汚れがしっかり落とせたり、ヘアミルクやヘアオイルを均一に浸透させられるなどのメリットがある。また、もし髪の毛がかなり傷んでいる場合は、キレイに伸ばすために毛先だけをカットするのも有力だ。毛先にダメージが蓄積していると、そこから枝毛が発生して裂けることがあり、毛先だけをカットするのと比べて毛の伸びが遅くなってしまう上に、毛が痩せ細ってしまう。そのため、定期的に美容室へ行き、プロに見てもらった上でメンテナンスするのがおすすめだ。
ロン毛が似合うメンズの特徴は?
ロン毛が似合うのは面長のメンズ。顔と髪のバランスが取りやすく、かつ面長の欠点とも言うべき間延びして見える問題も防げるためだ。また、髪型のシルエットを整えやすいという点で、髪質が柔らかな人もロン毛がよく似合うだろう。その反対に、あまり似合わないと言われるのは丸顔の人。バランスが取りにくい上、顔の丸っぽさが強調されてしまうためだ。髪質に関しては、硬毛のストレート毛だとボリュームが出過ぎてバランスが悪くなる恐れがある。とはいえ、髪質はベース剤やスタイリング剤である程度コントロールでき、もしボリュームが出過ぎたらカットで調整もできるので、髪質が理由でロン毛を諦めることはない。
イマおすすめしたいロン毛メンズスタイル!セットのコツやスタイリング剤も解説
ここからはロン毛にしたいメンズにおすすめのヘアスタイルを紹介する。ロン毛と言っても長さの幅は広く、豊富なバリエーションがあるので参考にしてほしい。
ロン毛 おすすめメンズヘア①「ニュアンスパーマで仕上がるみずみずしいロングマッシュ」
前髪を作ったロングマッシュベースに、ニュアンスパーマをかけてエアリーに仕上げたヘアスタイル。前髪をセンターパートにして軽やかさを追求しても良いし、下ろしてアンニュイ感を高めてもOK。ポイントは顔周りをマッシュラインにするため、内側に流れ込むようにカットした点と、全体的な量感をコントロールして緩い雰囲気が引き立つようにしている点。ふんわりと優しいシルエットとモードっぽい印象で、洒落感を高められること間違いなし。
▶︎スタイリングのポイント
全体をしっかりとタオルドライしたら、軽めのヘアオイルを馴染ませてドライヤーで乾かす。風を当てながら毛先を包み込んで持ち上げるようにすると、ふんわり感が引き立つのでおすすめ。ちなみに緩めのパーマなので、手で引っ張ったり無理にブラシを使って伸ばしたりしないように注意。
ロン毛 おすすめメンズヘア②「カラーリングで遊びをきかせた都会的ロングスタイル」
インナーカラーなどの部分カラーをアクセントで用いる方が増えている。どちらかと言うとレディースヘアで見る機会が多いが、メンズでも十分に似合わせられるのでおすすめしたい。こちらのヘアスタイルは毛先に緩めのウェービーな動きを作り、そこにグラデーションになるように部分カラーを施したのが特徴になる。奇抜なビビットカラーではなく、落ち着きがある色味とトーンで仕上げているのが大人っぽくまとめるコツだ。
▶︎スタイリングのポイント
トップからサイドにかけてボリュームを出さないように乾かし、動きがある毛先は揉み込むようにドライして軽やかに仕上げる。スタイリング剤はツヤと束感が出るように油性のジェルを使い、軽く湿った状態で毛先中心に馴染ませる。そのまま放置して自然乾燥させれば完成
ロン毛 おすすめメンズヘア③「レトロさとロック感合わせ持った再注目のロングボブスタイル」
イギリスのロックバンドヘアと言えばビートルズのマッシュヘアが代表的。しかし、こちらの90s~00s初頭にデビューしたイギリスのロックバンド、ストロークスにインスパイアされたロングボブスタイルは、今流行りのレトロっぽさがあるので、感度が高いお洒落メンズにハマるに違いない。前髪ありのワンレンボブに無造作パーマをかけて、時代に逆行するようなイメージで今っぽく仕上げよう。ちなみに黒髪の方が雰囲気出るが、カラーリングで遊びを加えても面白いかもしれない。
▶︎スタイリングのポイント
ラフな質感を際立てるために、馴染ませやすいマットワックスをチョイス。全体を収めるように根元から乾かしたらスタイリング剤を毛先から揉み込んでいく。トップ周辺は髪の上から軽く掴んで持ち上げるようなイメージで、動きをつけすぎないようにシルエットをコントロールしよう。
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「ユング。についての考察」
ユング(1875-1961)はスイスの精神科医でした。彼の心理学が実験心理学のような客観的な心理学とやや趣を異にしているのは、分裂病の患者の心を治療をしていく過程で彼の分析心理学が打ち立てられていったことにあります。
患者の心の分析や自分の経験などを通じて、無意識の存在を認め、さらに自我が意識の中心であるのに対して、意識と無意識を含んだ心の全体性の中心として自己という存在を唱えたのです。
ユングのいう自己というのは仏教でいう仏性に非常に似ています。ヨーガでいえば真我のようなものかもしれません。自己の概念自体が非常に難解で、ユング研究家も頭を悩ましている部分があります。
そのころ、意識障害として二重人格とか、夢中遊行などの治療が研究されたのですが、これらの現象を説明するのにフロイトやユングは無意識の存在を提唱しました。
しかし、フロイトがこれらの現象を無意識内の性的動因にその原因を集約しようとしたのに対して、ユングは心の全体性という目的論的な観点を導入したことに大きな違いが生じたのです。要するに、ユングは心の病というものはより高い心の成熟のためのメッセージだということを主張したのです。
そして、個人の中に内在する可能性を実現し、その自我を高次の全体性へ向かわせる努力の過程を個性化の過程あるいはセルフリアライゼーション(自己実現と訳されているが自己の悟りのほうが意味に近い)の過程と呼び、人生の究極の目的と考えたのです。
仏教では誰にも仏性はあると言いますが、それに近い理論ではないでしょうか。そして仏教でいえば悟りをひらくことが、人生の目的だとしたのです。
自己は意識と無意識の統合の機能の中心であり、そのほか、人間の要素に対立する要素、男性的なものと女性的なもの、思考と感情などを統合する中心とも考えられました。
そして、この自己の概念は東洋思想との結びつきが強く、東洋と西洋の橋渡しとして、この考えが大きな役割を果たすものと考えられます。
ユングは中国の「道」の考えや、インドのクンダリニーヨーガからも影響をうけており、瞑想をしたりしていたこともあるようです。
また、宗教にも関心が深く、父が牧師であったため、小さい頃からキリスト教にふれてきたのですが、次第にその教えに対して疑問を抱くようになったのです。特にキリスト教のいう神のイメージがあまりにも人間的な面があり、ピンとこず、やがてキリスト教異端のグノーシス派の研究をするようになりました。そしてこのグノーシス派からキリスト教に欠けていたものを見いだすようになったのです。
グノーシス派は仏教に非常に近い考え方をしており、人間の本質はより全一的で充足した世界に属していて、そこには知られざる神が実在するということを唱えているのです。この存在しない神というのは仏教でいえば空の世界、一元の世界といえるでしょう。ユングのいう自己に近いものともいえます。
ユングは「信ずると信ぜざるとにかかわらず神は実在する」ということばを自宅の玄関の扉にほりこんでいますが、この神というのがアートマン、仏教でいえば空に匹敵するものなのです。ユングはその存在を心理療法の中で患者の心を分析していくうちに感じとっていたのです。
このように、ユングが臨床現場で観察しつづけた心というものは、東洋の思想に近いものとなっていくのでした。
後年、ユング派の人がセルフリアライゼーションの過程を中国の禅の悟りの過程を描いた「十牛図」にたとえているような研究もあり、仏教の解脱、悟りにも近いことだと考えられます。
また、日本でユング派の第1人者である河合隼雄氏がだんだん仏教に興味をもちはじめ、心理療法の上でも仏教の影響を受けるようになるといった事実もあり、ユングと仏教の類似性を唱える人も多いのです。
また、ユング心理学とチベット仏教に関する書籍や、ユング心理学と仏教を比較した書籍も何点かあり、両者の背景には似通ったものがあると考えられています。ユング自身クンダリニーヨーガの書籍もだしており、ヨーガのチャクラの研究などもしていたようです。
●タイプ理論
ユングのタイプ理論はよく知られていますが、彼は人間は大きくわけて外向タイプと内向タイプにわけられ、さらに四つの心理機能として、思考タイプ、感情タイプ、感覚タイプ、直感タイプにわかれるとしました。
外向タイプに四つの心理機能がつき、外向思考タイプ、外向感情タイプ、外交感覚タイプ、外交直感タイプに分かれ、内向タイプにも同じように内向思考タイプ、内向感情タイプ、内向感覚タイプ、内向直感タイプと合計8つに分かれます。
関心が外の世界に向いている人が外向タイプで自分の内に向いている人が内向タイプといえます。
思考タイプは物事を論理的に考えるタイプ、感情タイプは何事も好き嫌いの感情でとらえてしまうタイプ。感覚タイプは何事も感覚的にとらえ、音やにおい、舌、触覚に敏感なタイプ。直感タイプは何事もぱっと直感敵に考えるタイプです。
人はこの心理機能のどれか一つが発達していて他の機能は未発達になりやすいとしています。
ユングの考える心の構造というのは、まず、人の心には意識と無意識があり、意識の中心として自我があり、無意識には個人的無意識と普遍的無意識とがあるとしました。そして意識も無意識も含めた心の全体の中心として自己を打ち出しました。
ユングのいう個人的無意識は個人的な内容で、そこにはコンプレックスが存在しています。コンプレックスは劣等感という意味よりもむしろ観念の複合体で、いわゆるひっかかりのようなものです。コンプレックスにふれると、その人の感情がよくも悪くも、大きく揺れ動くのです。
普遍的無意識は人類に共通した普遍的な型を見出すことができると考え、それを元型と呼びました。
仏教でいえばコンプレックスが個人のカルマのようなもので元型は集団のカルマのようなものといえるかもしれません。
ユングのいう元型の代表的なものにはペルソナ・影・アニマ・アニムス・自己・グレートマザー・老賢者と名付けられたものがあります。この元型を簡単に説明していきたいと思います。人にはこのような傾向があるとユングは主張してます。
●影
影はその個人の意識に生きられなかった反面、その個人が容認しがたい心的内容をさします。
人間は性格の一部のみを発達させていきやすいのですが、未発達の性格は無意識の中に取り残されて、それが未熟で幼稚な一つの人格を形成するのです。この人格がユングのいう影なのです。
たとえば普段はとてもまじめな人が、乱れ出すと手がつけられなくなったり、無意識の中におきざりにされてきた一面が何かのきっかけで現れてくることがあります。これがひどくなるとジキル博士とハイド氏のような二重人格になってしまのです。
ムシがすかない相手というのは、自分の持っている嫌な面をもっており、自分の中の影が刺激されて、その相手に無意識のうちに、自分の影のイメージを投影してしまっているのです。しかし、この自分の中にあるいやなもの、欠点や否定的な面を知り、それに直面して、その中に肯定的なものを見い出し、自我に統合していく必要があるのです。それによって自分の性格も広がり、行動パターンももっとひろがってくるのです。
この影を自分のものとして認めがたい場合、他人に投影して、悪いのはすべて他人だということにしやすいのです。それが、グループ、国家の単位になってくると、戦争にさえなりかねないのです。
仏教でも、他人を批判する場合その嫌な面というのは結局は自分の中にあるものだといわれてます。まさに、その人が意識化していない自分の嫌な部分を他人の中にみているだけなのです。ですから、他人を批判する部分というのは実は自分のひっかかりでもあるわけです。それと影は似ています。自分の無意識のひっかかりなのです。
●ペルソナ
ペルソナは我々が外界に対してつけている仮面にたとえられます。父親は父親らしくするであろうし、母親は母親らしい態度をとるでしょう。現実の社会に対して見せているタテマエのようなものです。人間関係を円滑にするためにもこのペルソナは必要です。
人は無意識のうちにその局面に応じていろいろなペルソナを使いわけています。たとえば会社ではエリート社員としてのペルソナをつけていても、家に帰れば良き父親としてのペルソナをつけ、よき夫のペルソナをつけるといった具合にです。
社会的にうまくいかなかったり、対人関係がうまくいかなかったりしたときは、自分の今つけているペルソナが、合っていないということになるのです。
●アニマ
アニマは男性が無意識の中に秘めている未発達な女性原理のことです。男性のこころの中にある女性像ともいえます。
この未発達な女性原理を意識の中に統合しながら発展させていくことによって、その人はより高次の全体性に近づくのです。
アニマの最初のイメージは母親のような女性です。そして次に娼婦タイプの女性、次に聖女タイプ、聖なる愛が特徴です。そしてその次に賢い女性、叡智のアニマがあります。これはユングが多くの男性の分析の結果として経験的に生じてきたものなのです。
●アニムス
アニムスは女性の無意識の中にひそんでいる未発達な男性原理です。女性のこころの中にある男性像ともいえます。アニマが男性の魂であるなら、女性の精神はアニムスといえます。
アニマが男性にエロス的要素をもたらすように、アニスムは女性にロゴス的要素をもたらします。それは、力、行為、言葉、意味などがその発達の特徴です。
最初は父親的なイメージ、次はスポーツ選手などの力をもった男性、そして次は指導的な勇ましい行為をもった男性、次の段階ではジャーナリストや学者のような知的な男性、最後は知的で完成された老賢人のイメージになるのです。
男性も女性もこの自分の無意識の中にあるアニマ・アニムスを意識化し統合することによって、セルフリアライゼーションの過程が進むのです。
●グレートマザー
グレートマザーは「母なるもの」の元型であらゆるものを育てる偉大な母のイメージです。その肯定的な面は人を守り、育み、支えるというところにあり、これに対して否定的な面は人を呑み込み、破壊し「死」に追いやるというところにあります。
ようするに子供を過保護にしすぎて、本能的に抱きしめて絞め殺してしまう、自立できない子供にしてしまうような危険性もあるのです。
●老賢人
老賢人は男性の理想像で仙人のようなイメージで永遠の生命、力、理性などを持ち合わせ、人間のあらゆる可能性を実現した完成された人間、英知に輝く父なるものの元型です。
グレートマザー同様いい面だけでなく、死や破壊のイメージなどが否定的な面です。
グレートマザーは男性のマザーコンプレックスと密接にかかわっており、老賢人は女性のファザーコンプレックスと密接な関係があります。男性も女性もこれらのイメージをのりこえて自立していかなければならないのです。
ユングは元型の中でもこのアニマ・アニムスを重要なものと考えていて、男性も女性も劣等機能である自分の中の異性性を発達させることによって、自分を完成させる方向に向かうことができるといっています。いわゆる男性原理と女性原理の統合ともいえます。
グレートマザーや老賢人はアニマ・アニムスという考え方もできるのですが、あえて別の元型としてとりあげたのはアニマ・アニムスとはまた別の影響を及ぼすからなのです。
●夢
これらの元型は無意識の奥深くに潜んでいるのですが、夢を通じてわれわれにその存在を教えてくれやすいのです。
ユングは独自の夢の象徴の解釈によって、その人の無意識を探っていきました。フロイトが夢を抑圧された性欲を中心に解釈し、アドラーが権力欲を中心に解釈していったのに対して、ユングは夢は新しい可能性をもたらし、意識を超えたより大きな視点で、自分と自分を含めた全体の世界を教えてくれるものだとしています。
夢は自分の無意識にある元型やコンプレックスからくるイメージなので、自分のコンプレックスがどういうものかを知るのに役立つのです。それに気づき意識化して統合していくことによって自分が成長していくのです。
たとえば、夢の中に同性のちょっとイヤな人が出てきた場合、よく考えてみると自分の中にもその相手のイヤな部分があるのです。
これが影なのです。そういう自分の無意識の中にあった未発達な部分に気づくことによって自分の性格をもっとひろげることができるのです。夢はそういった自分を成熟させる可能性を示してくれるのです。自分が変われば、とりまく現実もかわってきて、人間関係もよくなっていきます。
仏教でいえば自分のひっかかりを証智することにもつながってきます。無意識の意識化は仏教でもいわれていることです。自分の中の煩悩をいかに証智することが大切か。しかし、それはなかなか難しいことでもあります。
夢がなぜ有効かというと、大きな情動をともなった体験ができるので、心に深く入ってきやすいのです。
頭だけで考えるのではなく、夢の中である程度実感のこもった経験ができるので、意識化しやすいのです。
夢にあらわれる人や動物、自然などについては人類共通のイメージがあり、たとえば、ユング心理学では海は無意識の象徴としてとらえています。
その他には夢の中の異性は男性ならアニマ、女性ならアニムスと考えられます。グレートマザーは年長の女性や老婆、花瓶とか地下など、老賢人は仙人、童子、老人、雷鳴などが考えられます。
ユングは心理療法において、患者の夢を聞くことを中心に行っていました。そして、その夢を彼独自の方法で分析していきました。そして、患者の無意識の意識化の手助けをしていったのです。
夢は無意識からのメッセージとして、患者の無意識を探るのに一番よい方法だったのです。この夢の研究をしていく上で彼の無意識の理論は打ち立てられていきました。
仏教でも夢は古くから重要視されています。
たとえば、マルパは弟子の夢で将来を予言しました。
その他にもナーローパやマルパは夢によって示唆をうけたり、ガンポパは夢をミラレパに解説してもらい、修行の状態を教えてもらったりと、夢は修行と非常に密接なものとなっているのです。
さらにいえば夢見のヨーガとなると、夢を修行に活用しており、相当大きな意味をもってきます。
マルパやミラレパは神秘的な力によって夢を非常に微細に解釈しています。まるで夢が無意識からのメッセージであるということを知っていたかのようです。
ユングの夢の解釈は拡充法といって、夢の素材について、連想や主題の解明などによって、その意味を豊かにしていきました。神話やおとぎ話やを調べることもあったり、その象徴の解釈は広範囲にわたっています。
たとえば、ユングは第2次世界大戦がはじまる前の十年間、ドイツ人の患者の夢が、「ラグナロック」という神々のたそがれに関する北欧神話の要素をたくさん満たしていると感じていました。
ラグナロックは北欧神話で、世界の終末における神々と巨人族の壮絶な戦いでは、神々も滅びるという内容です。彼はゲルマン民族の集合的な魂の中にこの元型が浮上しつつあるという結論をくだしたのです。
彼はこれが大きな世界的破局を呼び、最終的にはドイツ人の自己破壊に終わるだろうと予言しました。それがラグナロックが象徴する内容だったのです。ご存知のとおり、ドイツはヒトラーによって第二次世界大戦に没入し、大敗し自己破壊してしまいました。この予言もあたっていました。
ユング的にいえば、これは集合的無意識の元型が歴史も支配しているといえます。
仏教的にいえば元型とは集団のカルマのようなもので、ゲルマン民族のカルマによって起こったといえるでしょう。
ユングは修行者でもなく一精神科医だったのですが、まるで神秘的な力をもっているかのように思われます。しかし、そうではなく、長年研究して培った、ある種科学的な彼の理論の結果なのであす。夢は科学的にもそれだけ無意識を知るのに大きな力をもっているといえるでしょう。
昔の修行者が、それをすでに修行上いろいろ参考にしていたというのは夢の持つ重要性を感じさせます。
そして、ユング心理学と仏教の類似点を強く感じるのです。
はるか昔に描いた漫画です.........。
彼女です・・・・・。
『永遠のアニキ!!原田芳雄さん」
READY TO SHOOT
原田芳雄は本当にいいのです。燻銀の魅力がある。この「われに撃つ用意あり」と彼が主演した「鬼火」「やさぐれ刑事」喜劇の「パーティー7」「寝取られ宗介」そして若松孝二監督とも4度組んだのだけども、残り2つの「シンガポール・スリング」「キスより簡単」とまあ、この辺がいいですねぇ・・・ああ「ざわざわ下北沢」も良かったけど。今挙げた中で、多分今は観られないのは、「シンガポール・スリング」と「ざわざわ下北沢」後「鬼火」でしょう。DVDに成って居ませんから。私はWOWOWで放映したものと、CSのチャンネルネコで放映されたものを、SーVHSビデオで持って居たのでDVDに焼きましたが。変わり種では舘ひろしが主人公の刑事を演じた「新宿鮫・屍蘭」での人間味ある悪役も良かったな。でも今は廃盤かな。私は原田芳雄さんの出演映画は殆ど所有しています。彼みたいな俳優はもう出ないでしょうね。最近のトレンド俳優は格好は良いのですが。イマイチなんですよね、、矢張り高倉健とか石原裕次郎クラスの俳優が出て来ないですね。まあ、私は木村拓哉も亀梨くんも見ますけど。。
The Hunted (6/9) Movie CLIP - Train Face-Off (1995) HD
2018/4/3 『キスより簡単』DVD新装リリース予告編(監督:若松孝二/出演:原田芳雄、早瀬優香子)
原田芳雄 渡辺香津美 青い影
まあ、木村拓也は中年になって良い味出すように成って来ましたね。亀梨くんは「妖怪人間ベム」をまたやった方が良い様な。私は、前にもこのblogで書いたけど。初めは松田優作が好きだったので「太陽にほえろ」のジーパン刑事が好きで中学の頃は毎回見てました。その後石原軍団と撮った「大都会」とか決定的だったのは「探偵物語」でしたね。処でこれに匹敵する萩原健一の「傷だらけの天使」が此間、CSのファミリー劇場で全話放映してくれたのでBlu-rayに焼きました。まあ、私はトレンド俳優が嫌いという訳では無いですが。最近注目している俳優は井浦新さんですね。私は若松孝二監督作「11、29、自決の日、三島由紀夫と若者たち」を見て以来、彼が好きに成り、最新主演作の「止められるか、俺たちを」まで観ています。松田優作と言えば、北海道でヤクザを半殺しにしてバス停やら街の至る所でヤクザが松田優作と一緒に居た、友達二人を含めて探していて、3人はタクシーに隠れ乗って飛行機で北海道を脱出して東京まで帰って来てしまい。友達の一人は北海道で大学に通っていて、その友人はもう北海道には帰れず。大学を棒に降ったらしいですね。芳雄さんはバンタム級のレスリングの6回戦の練習生と同じ運動を毎日こなして、体を鍛えて居たそうですね。優作は豹のような筋肉を付ければ良いと考えてジムで体を鍛えて居たそうですね。
【MAD】妖怪人間ベム -最高の片想い-
松田優作主演 蘇える金狼のテーマ/🎤前野曜子
Story Of Rip Van Winkle
工藤ちゃん
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昨日の夕飯、、ボンカレーです........。
嫌んなった/憂歌団
リリイ 私はないています(ベースでの弾き語り).mpg
山崎ハコ「着物」1986.6.1
「捨鉢マーチ」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド from album "身も心も" 1977年
「山谷ブルース」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド from album "脱・どん底" 1974年
Kiyoshiro Imawano - 傘がない.mpg