Bluesharp２、、、

先月、Bluesharpの練習方法を書いてみたら、、、
またもや、Bluesharpを吹きたいと云う人から質問を受けたので、
又、ちょっと、書いて置いてみようと思う。

今回は、ハーモニカに付いてですが、
まず、Bluesharpと云う呼び名ですが、此れは、ホーナー社製のハーモニカに
Bluesharpと云う機種があって、それが広まった呼び方で、本当の呼び名は、
１０ホールズ、と云います。他にもミシシッピィ・サクソフォンとも云ったり
します。もう少し、詳しく云うと穴が１０個しかないので、単音１０穴メジャ
ー・ダイアトニック・ハーモニカとも呼ばれます、此れが正しい名称です。

１０ホールズ即ち、Bluesharpは文字通り、穴が１０個しかないので、
普通のハーモニカに比べると、keyごとにハーモニカを揃えなければ
ならないので、全部のkeyを揃えると１２本でワンセットに成ります。

製造しているメーカーはホーナー、トンボ、スズキ、等が有り、、
木製、プラスチック製、金属製の３種類のBluesharpが有ります。
それぞれ、特徴のある音がします。
又、大まかに分類するとチューニングがメジャーとマイナーの２種類有ります。

その他にも専門的に云うと色んなチューニングの物が有りますが、
曲に合わせて、使い分ける事に成ります。

又、Bluesを演奏する上ではこの他に、クロマチック・ハーモニカも
１本持って置くと良いと思います。

私は、主にホーナーとトンボのBluesharpを揃えて持っています。
ホーナーのものは、マリンバンド・デラックスで、メジャーなBluesharpです。
トンボのは、リー・オスカーモデルと云う物の、マイナーな種類のBluesharpを
揃えています。トンボはMINOR・HARPに力を入れていて種類も豊富です。

しかし、Bluesを演奏するのには、メジャーハープを持って居れば充分でしょう。
何故なら、マイナーブルースを演奏する時もサードポジションで吹けば、
充分に対応できるからです。

他にマイクとアンプを繋いで、大音響で鳴らすと、まるでサクソフォンの様な
音で鳴らす事が出来ます。

私が持っているマイクはブルースブラスター、グリーンバレット、その他に
SHUREのModel SM 57、無名のダイナミック・マイクロフォンです。
アンプはグヤトーンのハーモニカアンプ、ちょっとした練習用にギター用
小型アンプ、ハニートーンを使っています。

それと、エレキギター用のエフェクターをマイクとアンプの間に繋げて
harpの音を歪ませたり、吹いている音の１オクターブ下の音を鳴らしたりして、
ハーモニカ１本でエレキギターの様な音を出す事も出来ます。

最後にBluesharp奏者で、聴いて置くと良いハーピストを何人か挙げて置きます。

サニーボーイ・ウイリアムソンⅠ＆Ⅱ。リトル・ウォルター。ビック・ウォルター・ホートン。
ジェイムス・コットン。キャリー・ベル。キム・ウイルソン。
ビリー・ブランチ。シュガーブルー。ジョニー・マーズ。ゲーリー・スミス。
ジョージ・ハーモニカ・スミス。etc

妹尾隆一郎。吉田ユーシン。石川二三夫。続木　力。松田幸一。西村ヒロ。etc

この他にも聴くべきハーピストは沢山居ますが、まずは、今、挙げた人のCD
を聴いて見て下さい。

下の映像も観て見て下さい。宜しく。。。

Kim Wilson-Fflat