がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

好きだけでは上にいけない

2008-09-10 20:15:05 | Weblog
日本では「1つのことに打ち込むことが美学」みたいな風潮があると思うけど、それは学ぶ時にちゃんと学んで、やりたい何かを見つけ、突き詰めた人にだけ許される美しさだと思う。

高校野球のメディアでの取り上げられ方は特別だといつも思う。
野球以外の競技で全国大会において優秀な成績を残したとしても、ほんの数行しか取り上げられない。

それが現実だ。

でも、新聞に取り上げられたからといって、スター気分で調子こいていると、努力していない者のメッキはすぐにはがれ、実力の無い者への賞賛はその時を境に終焉を迎える。

この事実は簡単で理解しやすいから、頭ではすぐに理解できる。
理解はできるのだが、この現実を打破することが思いのほか難しい。
何が難しいかって、自分の志を続けることが何より難しいのではないかと思うのだ。

プロは明日すぐに試合がある。
今日駄目でも明日がある。

高校野球は、公式戦がしょっちゅうあるわけではないので、その間の時期に地道な努力をしたチームこそが上に行けるんだと思う。

自分に合ったトレーニングを見つけて欲しいので、尊敬する立花龍司さんのサイトをもう一度紹介したい。

立花龍司のオンライントレーニング

このサイトは、それぞれの志にあわせて、細かくトレーニング方法を紹介してくれているのでわかりやすいしとっつきやすい。
ぜひ訪問してみて欲しい。

米国へ留学したある日本人が驚くことがあったという。
それは、自分が打ち込んでいる部活の練習の合間に、準備体操をしながら違う分野の本を時間を惜しんで読んでいるということだったそうだ。

講義では誰も寝ない。
両立が当たり前なんだって。

だから、自分がやっているスポーツで怪我をしても、落ち込まず当たり前のように受け止め、弁護士や医者に平気でなっていくそうだ。

日本の高校野球の世界では、怪我や引退を境に次にスタートできない人が多いと思う。
全てを高校野球に捧げてきたから、他の事は考えられない。
挫折もかなり大きいそうだ。

懸けてきただけに一からのスタートは腰が引けるんだと思う。

次へのスタートを無難に切るには、遣り甲斐の持てる野球以外の何かをもうひとつ友達にしておく必要があるそうだ。

その方が書いていたのだが、今は心理学のカウンセラーをされているらしい。

日本では子供が挫折した時、親が「どうしたらいいでしょうか」と相談に来られるらしい。

『頑張るのはあなたじゃないですよ』と親に伝えるんだって。
難しいけど放っておくことが大切だそうです。

親が先回りをすればするほど、子供が燃え尽きるそうな。
何かわかるような気がする。

僕にできるかなあって、暫し考え込んでしまいました。
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