自分の価値は人が決めてくれる

僕は実は凝り性で、やり始めてしまうと自分が納得のいくものを創れるようになるまで何故かやり続けてしまうところがある。

僕が今夢中なのは「料理」だ。

こればっかりは食べてくれる人の反応が全てだから、自分が味見をしておいしいと感じても、おかわりをしてくれなかったりするとその度に凹んでいる。

その時にお腹が減っていないとかいろんな条件があるけど、やはりおかわりは嬉しい。

自分が作ったおかずをうまいといって、一心不乱に食べてくれると、自分の食べる分なんてなくなったとしても、それはそれで快感になる。

今日のおかずは、「肉じゃが」「カレイの煮付け」「味噌汁」であった。
ありがたいことに１号が３回おかわりにきてくれた。出て行くことがわかっているだけに嬉しかった。

しかし、２号は「昨日の八宝菜のほうが僕の口には合うな」と助言をくれた。

おいしいかおいしくないかを決めるのは創った人ではない。
どんな創り方であれ、「おいしい」と言う言葉が僕を動かす。

よし、それならば明日はおいしいと言わせてやる。

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