がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

いい表情は撮り手次第

2010-10-12 21:31:31 | つぶやき
仕事場の名札の更新ということで、写真撮影を任される。

撮り進めていくうちに、これでいいのかという感情が僕を支配する。

「ただ撮ればいいのか?そりゃあ写真は残るけど、そんなに事務的でいいの?」


そう思った瞬間に、撮った写真を見直してみた。


カメラの中から僕を見る複数の表情は、一様に懐疑的で、僕への信頼感・安心感の無さの表れではないかと思うようになってくる。

カメラを向けられると人の表情は固まる。撮っている僕もそうだ。
いい表情なんて見る人が決めるものだから、やれといわれても簡単にできるものではない。
「お客様への笑顔で」という注文は与えられているものの、自分の自然な表情を見る機会なんて無い。

であるならば、それを引き出すのが撮り手の使命なのではないか。


撮り方が変わる。

前に撮った人も、呼び戻して2回目の撮影。
(応じない上司にはこう考える。「硬い表情の写真が残るだけ・・・」つまり硬い表情の写真を何年もぶら下げて歩くだけ。本人にとってどちらが得か。)

損得だけで考えるのもどうかとは思うけど・・・


1回目の撮影の人にも積極的に話をしながら、勝手にシャッターを切る。

写真を撮ることを目的とせず、コミュニケーションをとることを意識する。
(その間も勝手にシャッターは押し続ける)

すると、カメラの画面の表情が一変した。
安心した笑顔に変わっていく。

安心した表情や屈託の無い大人の笑顔を引き出せた時、僕は初めて喜びを味わうことができた。

ただ、撮るだけではこの喜びはきっと得られてはいない。

方向転換できた自分を褒めてやろうと思う。



もちろん、それぞれの名札に載せる写真だから、本人に選んでもらうようにした。
面白いぐらい真剣に選んでいる。
その姿がまた、非常に面白い。

人との会話、やりとりは本当にためになる。
僕の人間の幅が広がる貴重な時間だった。

皆さんありがとう。
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以前、紹介した記事の中で、関西高校の少林寺拳法部で全国的に活躍された、逸見顕君からコメントをいただきました。
本当に嬉しかったです。(以下は逸見顕君から寄せられたコメントです)

・コメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめまして。
自分の記事を見つけたのでコメントしました。

あの頃の自分は本当に充実していました
学生生活の中でもっとも力を注いだ事でした。

あの時の自分に負けないよう、今を生きています。
現在は千葉で大学2年生です。
相変わらず格闘技は続けています。

卒業したら岡山に帰りたいですね

ながながとすいません。
記事を書いて頂いてありがとうございました。
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1号と同じ年なので余計に愛情が深くなる。

「卒業したら岡山に帰りたいですね」

この一言に感動。

岡山を担いたい力強い言葉が僕へのご褒美になりました。
コメント、本当にありがとう。

ちょくちょくコメントください。
待ってます。

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