自転車も凶器

みんなは自転車に乗るよね。
前を向いて、ハンドルを切りながら注意して運転している分には便利な乗り物なんだけど、これも使い方次第では一瞬にして凶器に変わってしまうことを今日は少し考えてみて欲しい。

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「県内で自転車絡む事故多発　目立つ小中高生、摘発も」（山陽新聞12月13日掲載）

昨年３６００件、９７年の１．４倍　今年１１月末３４００件
　県内で自転車が絡む事故が多発している。昨年の人身事故は約３６００件で、１９９７年（約２６００件）の約１．４倍。今年も１１月末現在で約３４００件に上っている。自転車が加害者になるケースも増えており、県警は交通ルールの遵守を呼び掛けている。
　県内の自転車が絡む人身事故は９９年に３０００件を突破。２００１―０６年には３５００件を上回り“高止まり”状態が続いている。特に、自転車と歩行者の事故は、０５年の１１件から０６年２７件と約２・５倍に急増。
　今年も１１月末までに１７件発生。３月上旬には岡山市倉富の市道で、自転車に乗り携帯電話を使っていた中学生男子が７０代の女性とぶつかり、女性が腕の骨を折る事故も起きている。
　自転車が主な原因となった昨年中の事故（４９３件）をみると、小中高校生が半数近く（４６％）を占める。違反別では一時不停止、安全不確認、信号無視などが目立つ。今年１１月末現在、携帯電話利用中の自転車事故８件のうち７件は中高校生だった。
　県警は、悪質なケースは交通切符（赤切符）を適用し道交法違反で摘発するなど取り締まりを強化。「自転車は幼児から高齢者まで幅広く利用でき便利な半面、歩道上の歩行者にとっては危険な乗り物。罰金を科されるケースもあり、法的にはドライバーであることを自覚してほしい」と訴えている。

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僕は、登校時間に横断歩道などの近くに立って、挨拶をしながら1時間ほどその光景を見ていることがあるんですが、

本当にドキッとする場面が必ずあります。

止まらない。
メールをしながら運転して前を見ない。
ヘルメットをかぶらない。

外見が気になる年頃なのは、充分に分かります。
でもそれは、幸いにも事故に遭遇してないから、どれだけ危ないか、どれだけ痛いかを体験できていないだけではないでしょうか。

自転車は、自分を守ってくれる金属に囲まれていません。
エアバックもありません。
ヘルメットさえかぶっていれば、救えた命がたくさんあるんです。
体は元気でも脳が死んでしまうと人間は死んでしまうのです。


自分を守るすべと自転車も凶器であることに気付いて欲しいと思っています。

「岡山南が２１世紀枠の推薦に残らなかった。残念です。」


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