がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

体や心が悲鳴を上げたら

2011-03-30 20:54:54 | 優くらぶ
優くらぶを巣立っていった諸君も、一人一人が目標とした高校で説明会を聞き、すでに練習に励んでいる方も少なくないと思う。

合格してからストイックに筋トレ取り組んできた人もいないだろうから、先輩たちの溢れる愛情を心と体に浴びて、心身ともに弱ってくる時期なのかもしれない。

そんな時の心境を慮ると、練習をやらされている人はただただつらいだけで、下手をするといじめととらえてしまう人もいるのかもしれない。

環境が変わることへの順応が遅れる方(体力が備わってない方)は特にそう思いがちだ。

じゃあ指導してくださっている先輩たちの行いは理不尽なのだろうか。

答えは違うんではないかと僕は思う。(そう感じることはあるかもしれないけどね…)


少なくとも1年前には、今の君たちと同じように苦痛に悶絶していたはず。
涙を流しながらも、自分の前に立ちはだかる壁を自分や仲間の力で乗り越えているのだ。

だから、今君たちの前にいる。
この辛さを誰よりもわかっている。


その事実にはやはり敬意を払う必要があると考えている。

自分の辛さに逃げ出してしてしまいそうになっても、与えられた壁を乗り越えたその景色の良さや達成感を味わってほしいんだ。

そこまでは諦めたり逃げ出したりしてほしくないんだ。

僕の経験では、逃げ出すことは人間にとっての麻薬。
一度味わうと何度でも手を出してしまうように必ずなる。
裏返して言うと、どこに行ってもその麻薬に手を出してしまうということに他ならない。


そんな薬を自ら要らないといえる強い自分にあえて導いてくださっているだけではないかな。

チームを強くするために、あえて自分を鬼にして、本意とは違うつらい言葉を投げ掛けてくれているなら、君たちは一員の資格を得るためにその愛情に応えるチャレンジをしてもいいのではないだろうか。
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がんばっている人にかんばれとは言わない。

「お前の入った高校の練習はしんどい?」
なんていう情報交換をしてみるのも悪くないと思う。


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