がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

大阪一人旅

2010-09-21 20:24:37 | つぶやき
大阪での出張を終え、1号の下宿へ向かう。

一応寄ることは伝えてあったので、本人も承知していたようで、向かう道中に1通のメールが入る。

1号「今どこ?」
私「○○駅じゃ」

それから20分後、目的の駅に着き、車でしか行ったことがない私は、どこ行きのバスに乗ればいいのか電話で尋ねる。

20回以上電話をするも電話に出ない。
暑苦しい格好で汗だくになりながら、電話を掛け続けるも出てくれない。

(ここまで来て何を試す・・・

電話に出てくれないなら、一か八かバスに乗るしかない。
一念発起して来たバスに乗る

覚えがある景色が見えたら、そこで降りようと思っていたが、覚えのある景色に出くわさない。
そのバスの行き先はわかっていたから、勘で”降りますボタン”を押す。

バス停で一人で途方に暮れていた。
とりあえずここがどこなのか、近くのお店で聞いてみようと歩き始めたとたん、電話が震えた。

1号「今どこ?」
私「何で電話に出てくれんの
1号「ごめん。寝ててん

この状況でどうして20分の間に寝られるんだ

私「今このへんにおるから、電話で案内してくれ」
1号「わかった」
1号「その店を・・・・・・・・・」
私「その店をどっち行くん?」
1号「その店をな・・・・・・・・・」
私「うん」
1号「あーもおー、どうゆっていいかわからん

(恐怖の逆切れ)

その後、言葉足らずのナビにより、歩くこと15分。
やっと見たことのある景色が目の前に広がった。

なれない靴で両足のマメが悲鳴を上げる。
しかし、近くまで来ているせいか楽しみが上回る。

汗だくで下宿に到着。

1号「いらっしゃい」
私「おう元気か?」
1号「俺、今から教習やねん。行ってくるわ」
私「何時に帰ってくるん?」
1号「2時間後かな」
私「わかった。帰ってからご飯食べに行こうな」

洗い物、掃除、洗濯などごそごそと動きながら、おぞましい部屋に私の居場所を作る。

その後、一緒にご飯を食べに行く。
1時間ばかり話をしながら、近況を聞いた。
たまには2人もいいもんだ。

腹いっぱいご飯を食べさせ、下宿に到着。
着くとすぐに

1号「あんな、バイトまで寝るから××時に起こしてな」
私「はあ???」
1号「明日の朝までバイトやねん」
私「

30分ぐらい寝た1号を起こす。

1号「ほな行ってくるわここで寝たらええから」
私「わかった、気を付けて」

その後、誰もいない部屋で朝まで過ごす。

翌日、待てど暮らせど1号は帰ってこない。
心配になってメールをすると、

「教習や」

と返事が返ってきた。(僕の存在は彼の中にあるのだろうか)

まあ会えただけでも良しとして、そのまま言葉を交わすことなく家路に着いた。
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何をしに行ったのやら

元気そうでなによりだけどね

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