百人一首の暗記は「黄金の記憶・暗唱法」でいける
先日私の知人が、孫(小学校低学年)が百人一首を全部覚えたと言いましたので、それは凄いと褒めました。よく聞いてみると学校でカルタ大会があるので、頑張って上の句を聞けば下の句が全部言えるようになったということでした。なるほどと私も気がつきました。一般に百人一首を全部覚えるということは上の句を聞いて下の句が言えるということなのですね。百人一首を覚える人の大半は競技カルタをする又は目指す人かもしれません。その人たちは上の句のいくつかの音を聞いて如何に速く下の句を取るかに情熱を注ぐのですから歌の作者やまして歌番号などはさほど興味はないでしょう。私としては百人一首を志すのであれば歌番号や作者もきちんと覚えて欲しいと思います。
一方百人一首の暗記、暗唱は脳力アップに役立つと言われています。実際に小学校などで実践されて成果をあげているそうです。「奇跡の百人一首」杉田久信(元校長)著の中で次のように述べてあります。「五福小学校でも、百人一首を百首全部覚えた子供たちの国語力は明らかに高く、国語のテストの成績もよい傾向にあります。」
とは言え百人一首を順番に百首覚えるのは簡単ではありません。「奇跡の百人一首」によると、頭の柔らかい小学生でも1日1首、約3ヵ月掛かるそうです。頭の固くなった大人や高齢者には覚える工夫が要ります。私は黄金の記憶・暗唱法を使って一ヵ月で覚えました。しかも作者も歌番号も覚えられます。正に『奇跡の百人一首暗記法』と言えます。