ナチスの影の参謀と言われたゲッペルスはヒットラーに
「もしあなたが充分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々
は最後にはその嘘を信じるだろう。」と言ったそうですが、
安倍総理の側近にゲッペルスのような参謀がいるのだろ
うか?そんな嘘に騙せれているのかどうか、安倍総理の
世論支持率も高止まり、共産党・社民党を除く野党に至っ
ては余りの支持率の高さに抵抗する素振りは見せながらも、安倍自民党に擦り
寄って利権の旨みに有り付きたいと言う姿勢が見え見えです。その上今まで抵抗
する振りをして与党の一角を占めていた公明党までが平和の党という党是をかな
ぐり捨てて安倍自民党に平伏して、もう国会の形態をなしていません。戦前のよう
な翼賛国会でイケイケドンドン戦争できる国に邁進です。日本憲法の九条の不戦の
誓いはノーベル平和賞の候補に挙がるほど国際的に評価されています。戦後70年
間この法律のお陰で戦争で血を流さないできました。先進国の中でテロの洗礼にあ
っていないのは多分日本だけではないかと思います。テロリストの中でもある程度法
律の知識を持っている人なら日本の第9条は認識されているはずです。安倍首相は
過日の会見でNGO職員の絵を示して「彼等が突然、武装集団に襲われたとしても、
日本の自衛隊は救う事が出来ない」と言っていましたが。日本国際ボランティアセン
ター代表理事の谷山博史さんは「赤旗日曜版6月22日号で言っています。
「強い憤りを感じています。私達は34年間、アジア、中東、アフリカで様々な支援活
動をやってきました。その経験から確信を持って言えるのは、NGOが軍隊の警護や
救援を受ければ、かえって地元社会からの信頼を失い、危険な状況を招くという事で
す。NGOは安全をどうして確保しているか。それは紛争当事者のどちらにも立たず中
立を守ること例え正義の旗を掲げても軍隊とは一線を画します。地元社会の信頼を得
て、地元の人に守ってもらう。これが基本です。日本のNGOは日本が軍事力を使わな
いことで特別の信頼があるのです」「私が一番言いたいことは、”NGOを守る”などと非
現実的な理由で、日本が海外で武力行使をする国になり、憲法9条を持つ国として現
実に海外で築き上げた信頼という特別な資産を失っていいのかと言う事です。日本に
しか出来ない外交努力の発揮こそが一番期待されているのです」
ベトナム戦争当時アメリカはアジア人同士を戦わせて自国の国民の被害を最小で抑え
ようとしましたが、日本は憲法第9条のあるおかげで当時も日本は一人のベトナム人を
殺さずに済みましたが、いまやアメリカは財政難でその上厭戦気分が盛り上がりでシリ
アにもイラクに軍隊の派遣が出来ていません、そんなわけでアメリカはどうにかして日本
に集団的自衛権を容認して早いところ、日本を一緒に戦争の出来る国にしたいはずです。
それだけに絶対に集団的自衛権は断固拒否です!