昨日(28日)我が島本町でも、核兵器反対のデモ行進がありました。参加人
員はわずか50人で、我が町の人口3万人の0.17%ですが、日本の首都東
京で言えば1万7千人に匹敵します。沿道で多くの方々から励ましの拍手や
応援を受けました。
東日本大震災以来日本全国の原発が停止しているにも関わらず(それで
も電気は止まっていません!)。原発はコストが安いと言いますが、大震災
で破壊された福島原発も3年経った今現在も最高の英知を集めても未だ持
ってその原因さえ掴めず、コストは際限なく広がっていきます。モグラ叩きの
モグラのように次々と現れる汚染水の処理に右往左往している有様。平和
に暮らしていた住民の生活を破壊していながら、先日の石原大臣の「早い話
が金目でしょう」(本音?)の発言に代表されるように原発推進の旗を振る政
治家は生活を破壊された住民の事など全く考えちゃいないのです。
原発の稼動がどうして危険か?それは一番危険な事は原発の燃料を燃やす
とプルトニウムが発生します。これが原子爆弾の主要な原料になります。日本
は既に44tの分離済プルトニウムを抱えています。8トンのプルトニウムで長崎
型原爆千発作れるそうです。そう言った意味では日本は既に核保有国の仲間
入りです。しかしもっと大きな問題はこれら危険は廃棄物を未だ持って安全に保
管する術を日本は持っていないという事です(多分世界でも)。トイレ無きマンショ
ンと言われる所以です。放置しておくと一万年もの間危険な放射性物質を放出
すると言われています。
上記の写真の人は広島原爆で弟さんを失ったそうです。不自由な体を押して
毎回参加して訴えています。
こんな危険な核兵器と隣り合わせの原発の再稼動は絶対に許してはなりません!
マンションの前や街角で陽気に歌を歌いながら賑やかに訴えました。
小さな子供さんの未来のためにもこんな危険な原発を絶対に残してはなりません!
安部総理はしきりに「国民の平和と安全な生活を守るため」に集団的自衛権行使を
容認すると言ってますが、全く逆です。集団的自衛権で戦争を出来る国にするので
なく、世界でも唯一の平和憲法9条を守ることこそが「国民の平和と安全な生活を守
る事につながると思うのですが。今日の新聞報道にな寄るとイラクの政府(マリキ首
相)にロシアが最新鋭の戦闘機25機供与するそうです。益々イラクが一段と激しくな
る戦火の中で子供・老人・女性など多くの非戦闘員の犠牲者が増えることになります。
集団的自衛権行使容認で日本が戦争の巻き込まれる事が徐々に現実味を帯びてき
ました。