関西電力大飯原発2・3号機の再稼働をめぐり、住民等が関電に運転差し止め
を求めた訴訟の判決が21日、福井地裁でありました。樋口英明裁判長は「大飯
原発の安全技術と設備は脆弱なものと認めざるを得ない」として運転差し止めを
命じた。朝日新聞5月22日付けより・・・
判決文のなかで「関電は、原発の稼動が電力供給の安定性につながるというが、
極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題とを並
べた議論の当否を判断すること自体、法的に許せないと考える」と断罪!
一部にはこの判決を情緒的だとか感情的だと言って否定する輩もいますが、
情緒的・感情的大いに結構、それよりも何事も損得でもって人間の情緒と
感情を犠牲にして人間の人格を否定する方がもっとも犯罪的だと思います。
何れ国も関電もこのまま引き下がるとも思えずいずれ控訴するでしょう。
最高裁まで行く事になるでしょうが、国の政策に忠実な最高裁は真逆な判決
を出す事は明らかですが、何れにしてもこの判決は各地に原発の再稼働に
向けて一定の歯止めの役割を果たすと思います。後世に残る名判決だと思
います。感動しました!
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