アメリカにもワールドクラスのスキー場が点在します。コロラド州をはじめ、ユタ州、ワイオミング州などに人気のゲレンデが集中。周辺の山も標高が高いことから、雪質が良いパウダースノーでのライディングは、体が浮くような感覚を味わえます。北アメリカのシーズンは11月〜4月ごろです。気候の影響から若干のズレはシーズンごとであると思いますが、日本とほとんど変わらない期間となっています。
アメリカ「ベイル」
「広大な厚雪ゲレンデ雪しまり 板の軽さはパウダースノー」
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ロッキー山脈の標高2,500〜3,000mにある北米最大級のスキー場「ベイル」。フロントサイド・バックボール・ブルースカイベイスンの大きく3つのエリアに分かれ、コースも全部で193コースあります。ベイルのパトロール隊員の方が「この山のコースをすべて把握するには3シーズン・300日かかった」と言うほど、広大なゲレンデとなっています。ベイルは標高が高いことから日中でも気温が上がりにくいです。夜にはぐっと気温が下がるため、雪がしまり良質な雪質が保たれています。厚雪の面積は世界最大規模。手にとって吹けば綿毛のように舞うパウダースノーは、一度板を滑り込ませればその軽さに驚くはずです。
アメリカ「ジャクソンホール」
「ジャクソンは世界一急なシュートこそ アクティビティーに富んだ雪山」
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エクストリームスポーツ好きが集うのが、ワイオミング州の「ジャクソンホール」です。ここには1,200mという容赦のない標高差に加え、切り立った崖や角度があるコースが待ち受けています。コース設定としては初級10%・中級40%・上級50%となるので、ある程度の技術がないと厳しいゲレンデかもしれません。116ものコースがありますが、基本的にはどこを滑ってもOK。そのため自然の地形をフルに活かし、思いのままのラインを描けます。また世界一急なシュートと言われている"コルベットクリフ"に挑戦するために、世界中から強者たちが集います。アクティビティーに富んだ雪山を求めるエクストリーマーは、1度足を運んでみてください。
参照
https://skyticket.jp/guide/375095