「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「京都で絶対に1度は行きたい紅葉名所②」~口語短歌と写真で綴る世界文化紀

「京都で絶対に1度は行きたい紅葉名所②」~口語短歌と写真で綴る世界文化紀行

11月17日BSNHKで「紅葉 心の都へ-スペシャル-美しき古都・千年の旅人より」をやっていました。23日は「京都紅葉・限りある空間を楽しむ」と題して生中継されます。見ていますと無性に京都の紅葉見物を思い出しました。そこで私が過去に行った紅葉名所をご紹介したいと思います。秋の深まりとともに、色とりどりの紅葉を堪能できる街・京都。風情豊かな街並みや歴史ある建物とともに楽しむ京都の紅葉は、格別の美しさです。京都で絶対に外せない紅葉の名所を2回に分けてご紹介します。ぜひ参考にしながら、秋ならではの京都を存分に満喫してみてはいかがでしょうか。なお写真は参照写真です。

「下鴨神社」
口語短歌
「紅葉は糺の森(ただすのもり)に広がるも 色とりどりで見ごたえ抜群」



「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている下鴨神社は、縁結びや美容等、様々なご利益がある人気のパワースポットです。境内には下鴨神社の鎮守の森である「糺の森(ただすのもり)」が広がっており、11月下旬~12月中旬には森全体が色とりどりの紅葉で包まれます。樹齢600年ほどにもなる大樹や原生林が織りなすダイナミックな紅葉は見応え抜群で、大自然のなかで紅葉を満喫したい方におすすめです。シーズン終わりに見られる、地面いっぱいに敷き詰められた紅葉絨毯も素敵です。

「瑠璃光院」
口語短歌
「瑠璃の庭書院を囲む紅葉は 堪能できるリフレクションも」



浄土真宗無量寿山光明寺の支院である瑠璃光院(るりこういん)は、通常非公開ですが、春の青もみじと秋の紅葉の時期にだけ公開されます。近年ではSNSで「紅葉のリフレクションが美しい」と話題の寺院です。書院を取り囲むように数多くのモミジが植えられており、見頃を迎える11月中旬~12月上旬には書院2階の机に映る見事なリフレクションを堪能できます。また、12,000坪を誇る広大な境内には3種の庭園があり、なかでも「瑠璃の庭」で見られる苔と紅葉の美しいコントラストはフォトジェニックな絶景です。シーズン中には例年夜間のライトアップイベントも実施されるので、ぜひ昼間と夜とで異なる紅葉の表情にも注目してみてください。

「仁和寺」
口語短歌
「境内は散策しながら楽しめて 真っ赤な紅葉絵はがきごとし」



仁和寺は真言宗御室派の総本山で、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。春には桜の名所として多くの観光客で賑わいますが、11月中旬~12月上旬に境内を彩る美しい紅葉も見応え抜群です。国宝に指定されている「金堂」へと続く参道の両脇に色鮮やかなモミジが並び、散策をしながら紅葉を楽しめます。なかでも北庭から眺める「五重塔」と真っ赤な紅葉は絵はがきのような美しさで、フォトスポットとしても大変人気です。

「高台寺」
口語短歌
「光ともみじ幻想的な景色こそ 水面に映えて秀吉弔う」



高台寺は、豊臣秀吉の正室・高台院こと北政所(ねね)が、秀吉を弔うために建立された寺院です。紅葉の名所としても知られており、11月中旬~12月上旬には約1,000本のモミジが鮮やかに色づく光景を楽しめます。特におすすめしたいのが、小堀遠州作の高台寺庭園(国指定 名勝史跡)にある臥龍池の鏡面な水面に映った紅葉。また、夜間ライトアップ期間中に方丈前庭の波心庭で行われるプロジェクションマッピングも楽しむことができ、光と紅葉による幻想的な景色を満喫できます。

「醍醐寺」
口語短歌
「秀吉の醍醐の花見知られるが 逆さモミジも圧巻の美しさ」



真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺は、広大な境内に国宝・重要文化財を含む数々の歴史的文化財を所蔵する寺院です。豊臣秀吉の「醍醐の花見」が催されたお寺として桜の時期に注目されやすいですが、秋にはモミジやドウダンツツジの見事な紅葉を鑑賞できます。特に弁天堂付近に広がる色とりどりの景色は圧巻の美しさで、朱塗りのお堂と紅葉が池の水面に映し出される「逆さモミジ」は必見です。11月中旬~12月上旬の紅葉シーズン中には例年、夜間特別拝観も行われ、多くの観光客で賑わいます。

「天龍寺」
口語短歌
「天龍寺夢窓疎石(むそうそせき)の庭園は 色彩豊かな絵になる風情」



臨済宗天龍寺派の大本山である天龍寺は、「京都古都の文化財」として世界遺産に登録されている人気の観光名所です。11月中旬~12月上旬の紅葉シーズンには境内の木々が色鮮やかに染まり、ダイナミックな嵐山をバックに絶景が広がります。最大の見どころは、臨済宗の僧侶・夢窓疎石(むそうそせき)作の「曹源池庭園(そうげんちていえん)」で見られる色彩豊かな景色です。紅葉のトンネルをはじめ、白砂や芝生とのコントラスト、水面に輝く「逆さモミジ」など、どこを切り取っても絵になる美しい風景を鑑賞できます。

「三千院」
口語短歌
「三千院苔ともみじが織りなして 風情あふれる優美な景色」



三千院は国宝の「阿弥陀三尊」をはじめ数多くの文化財を有する寺院で、「妙法院」・「青蓮院」とともに天台宗における三門跡寺院のひとつに数えられています。大原の里に位置することから風情あふれる大自然が広がっており、少々アクセスしづらい立地にありながらも紅葉の名所として人気の高いスポットです。境内には「有清園(ゆうせいえん)」と「聚碧園(しゅうへきえん)」の2つの庭があり、どちらも苔と紅葉が織りなす見事な絶景を楽しめます。緑・赤・黄色のコントラストが美しく、まるで芸術作品のような優美な光景は一見の価値ありです。

「源光庵」
口語短歌
「和の風情悟りと迷い窓越しに 見えるもみじを愛でる優雅さ」



源光庵は正式な名称を「鷹峰山宝樹林源光庵」といい、本堂に釈迦牟尼仏と霊芝観音を有する曹洞宗の寺院です。本堂にある「悟りの窓」と呼ばれる丸窓と「迷いの窓」と呼ばれる角窓が有名で、丸窓は「大宇宙」を、角窓は「人間の生涯」を表しています。11月中旬には窓越しに美しい紅葉を堪能でき、和の風情を感じさせます。本堂の縁側から眺める「鶴亀の庭」の紅葉もまた格別で、ゆったりと秋の風情を感じたい方におすすめです。また、書院の床に真っ赤な紅葉が映り込む床もみじも必見ですよ。

参照
https://www.jrtours.co.jp/plan/kyoto/autumn/meisho-spot/

コメント一覧

knsw0805
さわさん、おはようございます。
京都の紅葉②の方がどちらかというと「通好み」だと思います。
京都紅葉巡りも2泊3日か3泊4日位必要ですね(笑)哲学の道に叶 匠寿庵という和菓子屋さんがあって茶道のお手前を受けながら和菓子を良く食べました。山を感じる日は16時からスタートしましたので早くに出来上がりました。土曜日は「コロンボ」日曜日は「サスペンス」など見ながら2時間を二人で楽しんでいます。
さわやか♪
こんばんは
さすがkenさんおすすめの京都の紅葉 綺麗ですね
テレビのCMでも見たような気がするものもあります
私が友人たちと行っていた時期は新緑の頃だったような気がします
哲学の道も哲学者っぽく?歩いたのを思い出しました
いろいろなお寺さんを見たり庭を見たり、京料理を楽しんだり
けっこう行ったと思います♪
まだ紅葉には興味がなかった頃です
すいているなら行く気がするのですが、この時期は混んでいる
ので
写真で楽しませていただきますね!(^^)!
今日もご機嫌な山の日だったようですね
お休みなさい☆
また明日~
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