モネの色彩「軽井沢LG・フレンチローズガーデン、バラのトンネル②」

「軽井沢レイクガーデン」

自然の豊かな表情が四季折々に語りかけるナチュラルガーデン
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
(夏)
爽やかな風と湖のせせらぎに香る涼
高原のバラは夏も開花を続け、睡蓮などの水辺の花も見頃を迎えます。
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」、
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」、
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」、
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア

イングリッシュローズガーデンからめがね橋を望む
「レイクサイドパス」、
水辺の植物と浅間フウロの群生が見どころの小径
「ウッドランド」
晴天時に丘に上がると浅間山の眺望が素晴らしい宿根草と樹木のエリア

クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「陽を浴びるポプラ並木」1891年

モネが木を買ってまで描き続けた連作『ポプラ並木』を紹介
絵を描き終わる前に、描いていた木がオークションにかけられてしまいます。
今切り倒されたら困ると、モネは木を買います。
連作を描き終わった後は、材木商人に木を売りました。
1892年、画商モーリス・ジョワイアン(ゴッホの弟テオの画廊を継いだ、ロートレックの友人)が、数点購入し、モンマルトル大通り展示したり、画商デュラン=リュエルが15点ほど展示したりと、大成功しました。
「白い睡蓮」7
ロシア・モスクワ プーシキン美術館 1899年

1899年の夏、モネは睡蓮の池とそこに架かった日本の橋とをモチーフに12点の水の庭の情景を描きました。日本風の橋を中心モチーフとした連作です。ご紹介7点目です。
このグループに属する作品は「第一連作」と呼ばれ、1899年に12点、1900年に6点が制作されています。
これら12点は、相互にわずかな違いはありますが、いずれもほぼ同じ、左右相称の構図をとっている。
「睡蓮の池と橋の風景」シリーズ1899年の連作12点全てをご紹介できるかどうかはまだ分かりませんが、私も初めての試みですので、出来る限りご紹介していきたいと思います。
カテゴリーに「Rose Library」を作りましたので、いつでも覗きに来てくださいね。
何しろレイクガーデンには「バラの花400種類」あるのですから、まさしく「ローズ・ライブラリー」にして行きたいと思っています。
そしてバラは6月から9月まで1番花、2番花、繰り返し咲きます。
「エル・ディ・ブレスウエイト」(8)
赤バラには珍しいほど花つきが良く、花色は明るく鮮やかな深紅です。
早咲きでステムが堅く、うな垂れて咲くことはありません。イングリッシュローズの中でもっとも明るいクリムゾン色で、ガーデン越しに遠目から眺めても目を引きます。
耐寒性・耐暑性が強いなど庭植えに向いた特長を持っています。最初は大輪のカップ咲きで、開いていくうちに幅が広く美しいロゼット咲きになり、次から次へとたくさんの花をつけます。
オースチンの義父に因んで名付けられました。

品種名(系統)イングリッシュローズ
原名 L D Braithwaite
咲く時期 四季咲き 連続咲き・非常に返り咲く
花弁色 イングリッシュローズの中でもっとも明るいクリムゾン色
花形 八重・多弁、
最初は大輪のカップ咲きで、開いていくうちに幅が広く美しいロゼット咲きに変化
花径・葉色 大輪
樹勢 非常に強い
香り 軽やかな香りから始まり、花が熟すにつれてうっとりするようなオールドローズの香りへと変化
育てやすさ 耐寒性・耐暑性が強い
育成環境 庭植えに向いた特長を持っている
作出年1988年 作出者デビット・オースティン 作出国イギリス