路上から富士山が見られるスポットは杉並区内でも限られていて、杉並区都市整備部から定期的に発行されている『杉並景観録』第11号(平成18年3月刊行)には、関東富士見百景のひとつに私たちの「善福寺地区」が選ばれたニュースと共に、当園の門前から撮影された富士の写真が掲載されています↓
http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/018/suginamikeikanroku11.pdf
園からこの富士山との間をさえぎる山や高層建築がないというのはすごいことで、園から富士山まで「まっすぐ」飛んで行けるのです。また、園門のところに大型望遠鏡を備えれば、富士山を登る人々の列が良く見えるはずです。
ところで、当園からまっすぐ富士山までの直線距離はどのくらいだと思いますか?
…約90㎞です。 意外に近いと思われるでしょう。
そこで今年度は、山岳自然研究会の全面的なご協力を得て、壮大な実験を計画しています。
園門前から富士山までまっすぐ糸電話を引くのです。
もちろん距離が距離ですので、糸はピアノ線を用います。それでも90㎞の距離をピンと張っていることは事実上不可能ですので、500メートルおきに富士山までの間180か所に中継塔を設置します。中継塔といってもシンプルなもので、糸をまっすぐに保つ工夫以外の余計なものはありません。 糸電話本体はいつものようにトイレットペーパーの芯とセロファン紙のみです。
さて、声が届く時間はどれくらいかかるんでしょう。
そうそう、それには富士山側で電話を受けてくれる人が必要です。そこで近々設備が整い次第、富士山の山開きを待って、5合目まで登ってくださるご家族を募集予定です。
光ファイバーでもWi-Fiでもない、本当の「絆」が当園と富士山とを結びます。
考えただけでわくわくしますね。
それでは詳細をお待ちください。
【4月1日記】
【※ご注意】当該企画及び記事の有効妥当期間は、記事の記された一日限りとしますので、
まず、この記事の書かれた月日をよくよくご確認ください。
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