屋根のてっぺん、大棟の板が組まれ、先端に鬼瓦がつきました。一見ペンション風屋根だった建物も、ぐっと和風に近づいてきました。屋根瓦はこれから銅板で葺いていきます。 発砲スチロールの山は、銅板の下に一枚一枚敷かれていきます。銅は太陽熱ですぐに熱くなるので、発泡スチロールは断熱材の役目を果たします。銅板は普通の土瓦の十分の一以下の重さ、屋根をあくまで軽く保つためにも発泡スチロールはとても重要な役目です。