舞台はフランス・アルプス地方の森。10歳の女の子・リラはある秋の日、森の中で一匹のキツネを目撃し、その美しさに魅せられてしまい、以来森の探索を始めます。根気よくキツネに近づいてついに友達になることに成功します。しかし、手なずけられた(と思ったはずの)ゆえに、可哀想な最期が待っていました。ラストは、そんないきさつを子供に語って聞かせる大人になったリラの場面に、悲しさからの転換があります。
登場人物はほとんど、少女リラと動物たちだけ。美しくも深い深い森の中で、イノシシ、クマ、オオカミ、ヒョウ、ミミズク、アナグマ、ハリネズミ、キツネたちに、少女は出会います。
映画館のスクリーンで観る映画とはこのような映画だと思いました。
監督はドキュメンタリー映画『皇帝ペンギン』のリュック・ジャケ。
今朝の映画館の観客は7人ほど。3歳ほどの小さな子供も2人くらいいましたが、字幕スーパーなのに静かに観ていました。
何か映画が観たい!と思っている方にはオススメの一品です。上映も終盤ですので、
公式HPで上映館をお調べの上、お早めにお出かけ下さい。情報は↓
http://kitsune12.jp/index.html
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