『花のお江戸の蝶の舞』 (てらいんく・刊) 1,512円
「代表作は『かさこ』」というのも憚(はばか)られるほど、職人シリーズは先生のライフワークでもあり、いくつになっても読める作品です。今回はお菓子職人。
「おかし」をシャレに掛けて「御徒町のお菓子職人」というのをいま考えています、というのを直接うかがったのが10年ほど前。長年のアイディが実を結んだ作品です。去年、あの猛暑の中でも図書館へ行かれては調べ物をされているということは、先生の文庫のお手伝いをされていた方からお聞きしてはいました。 年齢のことなど関係ないですが、先生は今年95歳。お送りくださった御本を手に背筋が伸びます。
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Amazon 内容紹介より >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「あんた、女の子よ」
「だから、女の職人」
「そんなの、聞いたことない」
〜お菓子にみせられたお嬢様、たまき・十二才の挑戦! 〜
花のお江戸で高い人気をほこるお菓子屋「金沢丹後」。このお店の長女・たまきは、店の主人であるおとっつあんやおっかさんよりも、職人たちが作るお菓子にきびしい。親にすすめられた踊りのけいこをためすうちに、自分が本当にやりたいのはお菓子作りだと気づいたたまき。でも職人は男の仕事、女の人は調菓場に入ることもゆるされない時代。そこでたまきは、西洋のお菓子作りを学んだ一平の力をかりて、お菓子作りをみとめてもらうための挑戦を始める!
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