本日、12月5日付『読売新聞』文化欄の連載コラム「つれづれ」(「鳥」記者・筆)に、海外への紙芝居の普及に力を注いでいる「紙芝居文化の会」が紹介されていました。
同記事から一部引用します。
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先月、都内で開かれた同会の講座には、パリ郊外バニュー市の図書館長で「KAMISHIBAI 」を広めているマリー・シャルロット・デルマスさんが招かれた。マリーさんがフランス語で演じた『あひるのおうさま』(堀尾青史・脚本、田島征三・絵、童心社)は、リズミカルな発声も、木製の舞台から画面を抜いて差し込む手さばきも見事。横暴な王様に立ち向かう主人公に共感できた。紙芝居はフランスの子どもに好評で、「舞台のしくみが知りたくて、実演後に運ぶ手伝いをしたがる」
同会は今月で設立7年目を迎える。紙芝居を外国語に訳すなど野坂さんらの地道な活動が実り、海外会員は22か国の60人余りに増えた。テレビゲームよりもゆったり楽しめる"魔法の箱"が広がることを願う。
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この「魔法の箱」とは紙芝居上演に使う、ヨコから紙芝居を抜き差しできて、幕も着いた紙芝居用の舞台です。もちろん手で運べる大きさです。舞台といってもシンプルな造りの木箱なのですが、この「舞台のしくみが知りたく」なるフランスの子供たちの反応も愉快ですね。
「紙芝居文化の会」はhttp://www.geocities.jp/kamishibai/
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