145. 世界一大きな大地図帳
2.世界一の大きな大地図帳
印刷術の進歩と時間の節約といろいろな事が混合してついに近視眼患者を増やし、そこで眼鏡屋が大繁盛となり、とはどんな次第かと申せば、無暗みに携帯便利本位の袖珍本が流行するからです。印刷が場所をふさげない、電車の中でも自由に読める、そこで縮刷本萬歳と言ふと、本屋さんの回し者見たようだが、しかし、考えると縮刷本は如何にもセセコマシイ現代的人情を反映して面白くない、
どうせ本を作るなら,気ものんびりとした棍棒に空き地の有る広大大々的な本を作ってもらいたいものである。どうですこの本を御覧なさい。幅1メートル高さ2メ一トルの大地図帳本の上を這い回って読むなんて痛快至極ぢゃないでしょうか。有る所に珍蔵されている地図帳である
皆様に原本お見せ出来ないのが残念である。
文化歴史資料館 館長 松井 淳