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吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二目線から本編のお話を眺めてみました。
ネタバレありです。
☆☆☆☆☆
茶倉譲二プロフィール 喫茶クロフネのマスター
身長:183cm 体重:70kg
血液型:O型 特技:歴史語り 特徴:歴史オタク
どこかで会ったような気もするけど思い出せない
☆☆☆☆☆
1話その1
百花ちゃんがクロフネの2階に下宿するようになって数日が過ぎた。
俺は幼馴染の誰かの店を手伝ってみたらと勧めたのだが、百花ちゃんはクロフネの手伝いをしてくれている。
「下宿させてもらっているから、これぐらいはしないとね。」ということらしい。
素直だし、働き者だし、とってもいい子だ。
そして常連の高校生達は、前にもましてクロフネに入り浸るようになった。
ま、お金はあんまりもらってないから儲けには繋がらないんだけどね。(笑)
「マスター、女いねぇじゃん。」とからかう奴らに「俺は百花ちゃんが側にいてくれればいいよ。」とふざけて言えば、
百花「私でよければ。」
なんて言ってくれる。
幼馴染とワイワイできるクロフネが大好きなんだろうけど、自称お父さんとしてはとても嬉しい。
みんなが帰った後、百花ちゃんと理人にサンドイッチを出して食べてもらった。
百花ちゃんはサンドイッチを食べながら考え込んでいる。
百花「マスターのサンドイッチ、いつも食べるたびに『懐かしい味だなぁ』って思うんだよね。どうしてかなぁ」
そう、しみじみと言う。
俺は少し驚いた。
確かに昔、百花ちゃんに俺の作ったサンドイッチを食べてもらった事がある。
でも、それは随分前のことだし、百花ちゃんはその頃の俺の事なんてすっかり忘れてしまっているみたいなのに…。
☆☆☆☆☆
彼から目線でお話を見たとき、譲二さんがいつからヒロインのことを好きになったのかが一番気になるよね。
幼なじみたちとのルートではそもそも10年前に一緒に遊んでいた時からヒロインのことが好きだったという描写も出てくるし、本編1話の最初から「ヒロインが好き」で問題ないのだけどね。
でも譲二さんの場合は後で出てくる思い出話の中でも、恋愛対象になるような年齢ではないので、1話ではまだまだ「ヒロインが好き」というわけではないと思われる。
むしろ、昔のヒロインが小さかった頃のイメージと今の女性らしくなった姿とのギャップに戸惑っている段階かな。
☆☆☆☆☆
1話その2
百花ちゃんが厨房を貸してくれという。
調理実習の練習をしたいんだとか。
俺は好きにしていいよと言って、自分の部屋に引っ込んだ。
しばらくして、1階に降りるとなんだかいい匂いがする。
百花ちゃんがパスタを一生懸命お皿に盛りつけているので、後ろから声をかけた。
譲二「(匂いから)なになに、カルボナーラ?」
百花ちゃんは俺が後ろにいたことに気付いてなかったようで、驚いてカルボナーラを皿ごと飛ばしてしまった。
皿は割れて、俺はカルボナーラまみれ。
「ごめんなさい、ごめんなさい。」と謝って火傷を気遣ってくれる百花ちゃん。
こっちこそ驚かせてしまって悪かったのにな。
服がベタベタになってしまったので、着替えがてら「福の湯」に行った。
ゆっくりと湯船につかりながら、百花ちゃんのことを考える。
(本当にいい子だよな。優しいし。そういえば、小さい頃も優しかったっけ)
(俺は尖った中学生だったから、何かとキツい言い方しちまったけど…。)
(でも、すぐ泣き出すから結局百花ちゃんの言いなりになっていたっけ。)
☆☆☆☆☆
『カルボナーラ』は本編で後々まで出てきます。
譲二さんはヒロインに『調理実習の練習』と言われてそう信じこんでいるけど、ヒロインはお世話になっている譲二さんのために何かしてあげたいということで、カルボナーラを試作しようと思いついたわけ。
このヒロインは健気です。
それはヒロインと理人君との会話で、「クロフネの軽食メニューをもう少し増やしたほうがいいよね」という話題がでたため。
でも、ちゃんと完成するまでは譲二さんに内緒にしておこうということで『調理実習の練習』という言い訳が出てきたと思われます。
この頃はヒロインも『お世話になっているマスター』ということで、まだ男性として意識はしてないみたいね。
☆☆☆☆☆
1話その3
部屋に帰って着替えていると、百花ちゃんがドアをノックする。
譲二「今開けるね」
百花「きゃああああっ!」
百花ちゃんは叫び声をあげると両手で顔を隠した。
百花ちゃんは俺の裸の上半身を見て驚いたらしい。
そうか、高校生には刺激が強すぎたのか。
な~んか新鮮だ。
「ちょっと待ってて」と言って、俺はパジャマを羽織り、百花ちゃんを部屋に招き入れた。
その間、百花ちゃんの顔は真っ赤で(元々色白だから赤くなりやすいんだな)、じっと下を向いている。
なんか可愛い。(笑)
真面目に「私こそごめんなさい。」というから、ついからかいたくなる。
譲二「上半身裸で騒ぐのは高校生まででしょ。全裸ならともかく。」
百花ちゃんはますます赤くなって戸惑っている。
あんまりいじめるのもかわいそうなので、お詫びにエッグノックをごちそうしてあげることにした。
二つ作って、俺のはもちろんラム酒入り。
百花ちゃんが興味を持ったので、百花ちゃんのエッグノックにも少しだけ入れてあげた。
でも、やっぱり苦かったようだ。
「新しく作りなおすよ。」と言ったけど、「大丈夫です」って答えて飲んでくれた。
やっぱりいい子だ。
今日は色々醜態をみせたのが気になって、寝る前に百花ちゃんの携帯にメールを入れた。
『百花ちゃんへ
今日は、みっともない姿見せちゃって申し訳ない。
百花ちゃんは、ハルとかもっとぴっちぴちの体見てるわけだし、オジサンのたるんだ体なんて見たくないよねー。ごめん!
それじゃ。おやすみ。
って同じ家に暮らしててメールくるとか、どうなの?って感じかな?笑
譲二』
百花ちゃんは女子高生なんだから、嫌われないよう、無神経にならないよう、もう少し気をつけないとね。
反省。
☆☆☆☆☆
ヒロインの方はで譲二さんの裸を見て、「マスターも男なんだ!」と初めて意識したというエピソード。
譲二さんもヒロインの反応を「可愛いな」とは思うものの大人の余裕でかわしていますね。
スチール写真がついていて、まだシャワーを浴びた後のしずくが滴る譲二さんの上半身裸のもの。
いきなりエロい。
それにしても銭湯の「福の湯」に行ったということになってるのに、なぜまだしずくがついた状態なんだろう^^;。
シャワーを浴び直したんだろうか?
吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二目線から本編のお話を眺めてみました。
ネタバレありです。
ヒロインの名前、「佐々木百花」とその母親の名「良子」は私のオリジナルです。
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茶倉譲二プロフィール 喫茶クロフネのマスター
身長:183cm 体重:70kg
血液型:O型 特技:歴史語り 特徴:歴史オタク
どこかで会ったような気もするけど思い出せない
☆☆☆☆☆
俺は茶倉譲二。
クロフネというレトロな喫茶店のマスターだ。
店がレトロなだけじゃなく、俺自身が歴史オタクでもある。
趣味で置いてある歴史関係の本やらグッズ目当てにくる常連さんもいるのだ。
昔からお世話になっている佐々木夫妻のお嬢さんを、今日から2階に下宿させることになっている。
その子は俺より10歳下で、今高校2年生。
百花ちゃんという名前だ。
百花ちゃんが高校を卒業するまでという約束で預かることになった。
百花ちゃんが小さかった頃にはよく知っていたが、10年前に佐々木夫妻が引っ越してからは顔を会わせた事はない。
もちろん、年賀状で写真は毎年見てるので、今の容姿はよくわかっているつもりだ。
また、佐々木さんの奥さん、良子さんは、と或るいきさつから俺のメル友になっていて、色々相談にものってもらっていたから、百花ちゃんのいろんなエピソードはよく聞かされている。
しかし、「百花ちゃん」と聞いて思い出すのは、写真で見たことのある高校生の百花ちゃんではなく、泣き虫で、ぽちゃっとしたちっちゃな女の子の顔だ。
年頃の娘さんを預かるのは、ちょっと不安もあるが、お世話になった佐々木夫妻のたっての頼みだし、百花ちゃんは俺にとって娘みたいなもんだし…。
えっ、10歳違いの娘は変だって?
せいぜい妹だろうって?
そうだな(笑)。
だけど、10数年前に百花ちゃんからは「お父さんみたい。」って断言されているしな。
今だって、高校生からみたら27歳の俺なんか完全にオジサンだろうし、やっぱりお父さんでいいや。
今、このクロフネには常連の高校生、湯野剛史と初音理人が来ている。
二人とも学校は違うが、幼馴染でこの吉祥寺の商店街に住んでいる。
剛史は「福の湯」という銭湯の息子で高2、理人はピアノ教室の子で高1だ。
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ドアのチャイムが鳴った。
春樹「ジョージさん、お客さん。」
剛史たちと同じクロフネ常連の高校生、種村春樹と八田竜蔵が来たみたいだ。
春樹は花屋の息子で高2、竜蔵は八百屋の息子で高3だ。
譲二「なんだ、おまえらか……ん?その子は?」
でっかい野郎2人の後ろから華奢な女の子がおずおずと前に出てきた。
長くてサラサラの髪、色白でふっくらとした頬は少し赤く染まっている。
大きくて黒めがちな瞳。
思わず見とれているとその子は挨拶した。
百花「はじめまして、佐々木百花です。」
譲二「ああ、今日うちに引越してきた。」
百花「よろしくお願いします。」
写真を見て、成長した姿は知っていたはずだが、実物は思ったよりも女らしくて少しドギマギする。
どうしても、泣き虫でぽちゃっとした百花ちゃんとは結びつかない。
それに百花ちゃんは俺の事を全く覚えていないみたいだ。
そりゃそうだろうな。ちっちゃかったからな。
挨拶をしていたら、春樹がフォローしてくれる。
春樹「佐々木は昔この町に住んでいたんですよ。」
春樹と同じようにクロフネに入り浸っている男子高校生5人は、みんな幼馴染だ。
春樹が百花ちゃんをよく知っているのなら、みんなそうだろうか?
譲二「え? そうなの? じゃあ、もしかして、タケとも知り合い?」
隅っこのソファーで漫画を読んでいるタケこと剛史をチラッと見る。
そこへケーキ屋の息子で高2の佐東一護が注文していたケーキを持ってきた。
百花ちゃんはケーキ屋にも寄って来たのか、一護と軽口の応酬をしている。
百花ちゃんがいじめられているので、少し止めに入った。
やはりみんな幼馴染だったようで、百花ちゃんが今日からここの2階に住む事を話した。
面白かったのは、幼馴染の1人、理人のことを百花ちゃんがずっと女だと思い込んでいた事で、百花ちゃんは理人からほっぺのキスを貰ってしまった。
百花ちゃんの周りを取り囲んで、幼馴染の仲間は盛り上がっている。
譲二「いいねぇ!やっぱり女の子がいると、店もパアッと華やぐね。」
こうして百花ちゃんと俺たちの物語が始まった。
本編1話へ
☆☆☆☆☆
男性1人の所に若い娘を下宿させる親なんてありえないだろーとのツッコミたくなりますが(;^_^A 、これはお話ということで。
以下、他のメンバーのプロフィールです。
種村春樹 花屋の息子
身長:177cm 体重:60kg
血液型:A型 特技:勉強・空手
性格:明るいしっかりもの。
優しくて明るい爽やか少年。
小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
八田竜蔵 八百屋の息子
身長:182cm 体重:68kg
血液型:O型 特技:小さい子のお守り
性格:リーダー気質・短気
少し気は短いけれど、根っからの優しい兄貴肌。
いつも元気で優しくてお兄ちゃんみたいだったという思い出が。
にんじんを残すと「農家の人に土下座しろ」と怒られたとか…?
佐東一護 ケーキ屋の息子
身長:180cm 体重:66kg
血液型:A型 特技:悪態をつく
性格:意地悪・めんどくさがりや
意地悪だけどいざというときにはとっても優しい。
甘い匂いがするという思い出がある。でも本人は甘いものが苦手。
湯野剛史 銭湯「福の湯」の息子
身長:178cm 体重:65kg
血液型:B型 特技:走ること
性格:不愛想・漫画大好き
初登場から漫画を読んで現れるなど漫画好きがよくわかる。
何を考えているのかわからない不思議くんという思い出。
お風呂屋さんの番台に座ってるときは楽しそうにしてたとか。
初音理人 ピアノ教室の息子
身長:174cm 体重:56kg
血液型:AB型 特技:ピアノ
性格:人懐っこい・計算高い。女の子らしい外見だが意外に腹黒!?
泣き虫で甘えん坊でかわいい。りっちゃんはピアノがすごく上手だったという思い出がある。