ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編12話)~その1へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編12話)~その2
3人と別れた後、店を手伝っていた。
その時、携帯にりっちゃんからのメールが入った。
『百花ちゃんがクロフネにまだ帰ってきてないんだけど、ハルくんは知らない?』
え? 佐々木が?
慌てて佐々木に電話をかけたがつながらない。
とりあえず、メールを打ちながらクロフネに顔を出した。
春樹「佐々木が帰って来ないってどういうこと?」
竜蔵「お前と別れた後、俺たちはクロフネに来たんだけど、百花はまだちょっと寄りたいところがあるとか言って、一緒には来なかったんだ」
理人「あれからもう1時間以上経ってるよね?」
一護「百花のヤツ、何やってんだか…。学校から帰る途中で、百花がアナンに捕まってたから、アナンを追い払って商店街までは送ってやったのに」
春樹「それ、いつの話?」
一護「それだって、1時間以上前だぞ」
春樹「送るなら送るで、なんでクロフネまで送り届けないんだよ! 」
一護「商店街までくりゃ、百花一人で帰れるだろ!」
熱くなった俺たちをなだめるようにジョージさんが言った。
譲二「まあ、百花ちゃんも小学生じゃないからね…」
理人「じゃあ、いっちゃんと別れた後、僕らと会ったのかな? あれは商店街だったし…」
剛史「で? その後は誰も佐々木を見かけてないのか?」
みんな、顔を見合わせる。
譲二「いつもなら、遅くなりそうならメールをくれるんだけどね…。なんだか心配だから、すまないけど、みんなで手分けして百花ちゃんを探してくれないかな?」
竜蔵「わかった」
理人「OK!」
みんな口々に返事をすると立ち上がった。
譲二「ありがとう。俺も店を片付けたら探しに出るから…」
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それぞれ探す場所を大まかに決めて別れた。
俺は何となく土手の方に歩いて行った。
七夕祭りの時の佐々木との会話が頭にあったからかもしれない。
土手の下の茂みで何か人の声が聞こえた気がした。
そちらに近づくとガサゴソと揉み合う人影が見えた。
あれは!! 佐々木だ!!
しかも、男に佐々木が羽交い締めにされている……。
街灯の光に一瞬何かが反射した。
ナイフだ!!
そっと音を立てないように男の背後に回ると、右手に蹴りを入れた。
春樹「そういうの、人に向けるなよ」
やった!
ナイフが音を立てて地面に落ちた。
男は蹴られた右手を庇うようにして叫んだ。
不審な男「な、なんだよ、お前!殺されてーのか!」
春樹「アンタじゃ無理だよ。なんなら、やってみる?」
不審な男「…うっ…くそっ!」
そいつは形勢不利と見て取ったのか、暗がりに向かって逃げていった。