ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編13話)~その3へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編13話)~その4
ボートから降りると、そのまま2人で並んで帰った。
春樹「今日は付き合せちゃってごめんな。でも、どうしても今日言っておきたくって」
百花「今日、何かあるの?」
春樹「いや、今日じゃなくって明日…空手の全国大会なんだ」
やっと言えた。
もっと早く言いたかったけど、佐々木とは気まずいままだったからずっと言えなかった。
佐々木はにっこり笑って応援に来てくれると言った。
全国大会でカッコいいところを佐々木に見せると言ったことも、ちゃんと覚えていてくれた。
百花「もう少し前にわかってたら、お守りとか買ったのに」
春樹「大丈夫だよ。勝負は自分の実力なんだから」
佐々木はちょっと考えて、以前、課外授業で作った四つ葉のクローバーのストラップを取り出した。
そして、これに念を込めるからお守りにしてと言った。
ジンクスなんて信じないと言ったけど、佐々木の気持ちはとても嬉しい。
俺は俺のストラップと交換しようと提案した。
佐々木のストラップをもらうなら、佐々木には俺のを持っていて欲しい。
俺は佐々木の四つ葉のクローバーのストラップを握りしめた。
春樹「ありがと。明日…絶対勝つから」
百花「…うん、頑張って」
佐々木も俺のストラップをぎゅっと握った。
明日は優勝して…、そして佐々木の返事を聞くんだ。
きっと、俺のことが好きって言ってもらえるよね。
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全国大会当日。
会場でウォーミングアップしていたら、客席が騒がしい。
って、あれリュウ兄たちじゃないか!
しかも商店街の人たちが固まって大声で俺の名前を上げてしゃべっている。
俺は慌てて、客席の下に駆け寄った。
春樹「ちょっ…何してんだよ、みんな! 今、他の奴らが試合してるんだから、静かにしてて!」
俺の注意を聞き流してリュウ兄はのんびり聞いてきた。
竜蔵「ハル、お前の試合いつなんだよ?」
春樹「俺は2試合先まで出ないから、まだ座ってなよ。もう…」
理人「2試合先かー…もうすぐだね」
竜蔵「いいか。春樹の試合まで人様の迷惑にならねぇように小さくなっとけよ」
剛史「リュウ兄に言われたくない」
俺が苦笑すると佐々木が俺を見て微笑んでくれた。
うん。佐々木の笑顔を見たら、今日は頑張れそうな気がする。