吉祥寺商店街の秋の文化祭の演目にクロフネも参加することになり、『竹取物語』をやることになった。
その配役がクロフネの壁に張り出された。
〈竹取物語配役〉
かぐや姫…佐々木百花
竹取の翁…茶倉譲二(二役)
5人の貴公子:
石作皇子(いしづくりのみこ)…種村春樹
車持皇子(くらもちのみこ)…佐東一護
右大臣・阿倍御主人(あべのみうし)…湯野剛史
大納言・大伴御行(おおとものみゆき)…八田竜蔵
中納言・石上麻呂(いそのかみのまろ)…初音理人
帝(みかど)…茶倉譲二(二役)
兵士たち
種村春樹、佐東一護、湯野剛史、八田竜蔵、初音理人
☆☆☆☆☆
竹取物語in吉祥寺恋色デイズ~その2
〈あらすじ〉
この子に「なよ竹のかぐや姫」と名付け、命名の祝いで三日三晩の宴を開き、身分問わずたくさんの男を宴に招いた。
かぐや姫の美しさは世間に広がり、5人の貴公子、石作皇子(種村春樹)、車持皇子(佐東一護)、右大臣・阿倍御主人(湯野剛史)、大納言・大伴御行(八田竜蔵)、中納言・石上麻呂(初音理人)がかぐや姫(佐々木百花)に求婚して来た。
かぐや姫はその5人とは結婚したくなかったので、言い伝えでしか聞いたことのない宝物を持って来るよう無理難題を要求した。
竜蔵「最初っから結婚したくないって、どういうことだよ」
春樹「リュウ兄、お話だよ、お話」
石作皇子(いしづくりのみこ)…(春樹)
・仏の御石の鉢
天竺にあるという仏の御石の鉢を持ってくるよう言われた石作の皇子は、天竺に行くふりをする。
三年後にただの煤だらけの鉢に手紙を添えて渡すが、かぐや姫には「本物なら鉢の中に光があるはずだ」とすぐに見破るのだった。
一護「ハルなら本当に天竺までいきそうだな」
理人「言えてる」
剛史「そのまま天竺の人になったりして…」
百花「ハル君は真面目だものね。絶対こんな人を騙すようなことはしないよね」
春樹「…そこまで言われると、照れるんだけど」
その3へつづく
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石作皇子=ハルくんの衣装は狩衣、菖蒲襲。
狩衣は公家の一般日常装束。絵巻物なんかでもそうですが、皇子二人はお仕事はしていないから普段着の狩衣を着てるのかな?と勝手に思ってます。