ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編14話)~その2へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編14話)~その3
検査の結果、特に問題もなく数日後には退院できた。
そう…特に問題はない。
数ヶ月間の記憶を無くした以外には。
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クロフネで、みんなが退院祝いを開いてくれた。
ジョージさんは「俺のおごりだからな、たんと食え!」と言ってくれる。
いつものクロフネだ。
俺がよく知っている賑やかなクロフネ。
だけど、その中には高校生になった佐々木が普通にいて、当たり前のようにみんなと会話している。
剛史「それにしても、春樹の記憶はいつ戻るんだろうな」
春樹「どうなんだろう…先生が言うにはすぐ戻る事もあるし、一生このままかもしれないんだって」
竜蔵「たった数ヶ月だけど、記憶がなくなったままってのもイヤだな」
春樹「そうだね。数ヶ月後の未来にタイムスリップしたみたいで、変な感じするし」
一護「…もとに戻す方法とかあればいいんだけどな」
百花「もとに戻す方法…例えば?」
理人「うーん…有名なのは、催眠術とか?」
剛史「…この前読んだ漫画に載ってたけど、記憶を失くした時と同じくらいの衝撃を与えればもとに戻るらしい」
竜蔵「…殴ればいいのか? よし、頭出せ」
リュウ兄が腕まくりをしたので、慌てて止めた。
そんなの、リュウ兄に殴られて記憶が戻らなかったら、単なる殴られ損だし。
剛史は剛史で五円玉で催眠術にかけようとするし…。
みんなの気持ちは嬉しいけど、正直勘弁して欲しい。
それにしても、たった数ヶ月の記憶に、なんでみんなあんなに一生懸命になってるんだろう?
理人「忘れちゃダメだよ! ハルくん、忘れちゃったら一生後悔するんだから」
春樹「何? 何かあったの?」
一護「いいから、お前も思い出す努力しろよ。こいつのためにも」
一護が佐々木を前に押し出した。
そうだった。
全て忘れられてしまった佐々木は辛いよな。
俺がそう言うと、佐々木は健気に笑った。
百花「私は大丈夫だよ。だから、ハルくんもあんまり無理しないでね」
春樹「うん…」
一護「百花…無理してんのはお前だろ」
百花「ほんとに、大丈夫だって!」
子供の頃は佐々木に意地悪ばかりしてた一護が、佐々木のことをとても気遣ってる。
それに…一護と佐々木…、すごく親しそうだ。
もしかして、俺の記憶の抜け落ちた時間の間に、2人は恋人になっていたんだろうか?
春樹「…なあ、はずれてたら悪いんだけど」
一護「何だよ」
春樹「…佐々木と一護って、付き合ってんの?」
百花「!」
一護「お前…っ!」
一護が俺の胸ぐらを掴んだ。
春樹「何でそんな怒るんだよ、ちょっと聞いただけだろ」
譲二「喧嘩なら外でやれよ」
ジョージさんに止められて、一護はふてくされて向こうを向いた。
俺の記憶の欠落部分…。
一体、俺たちに何があったんだろう?