ハル君ルート本編をハル君目線から妄想してみた。
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ハルくんの独り言(本編7話)~子供時代の思い出へ
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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
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ハルくんの独り言(本編8話)その1
今日は空手の地区大会の日だ。
万全の体調……と言いたいところだけど、ちょっと疲れが残っている。
佐々木と出かけて、一日休んだ分、普段の稽古を30分づつ増やした。
だけど、勉強時間を減らすわけにも行かないから、どうしても睡眠時間を削ることになる。
会場でウォーミングアップをしていると見慣れた顔が見えた。
佐々木だ! みんなと来てくれたみたいだ。
急いで駆け寄る。
春樹「佐々木! みんなも、来てくれたんだ」
竜蔵「当たり前だろ! 1番前で応援するからな、頑張れよ」
春樹「ありがと、リュウ兄。頑張るよ」
理人「試合って、トーナメントだよね? ハルくん何試合目なの?」
春樹「俺は去年優勝だから、シードで三試合目からなんだ。そっからは勝てば試合って感じかな」
百花「シードか、すごいね!」
佐々木は尊敬の眼差しで見つめてくれる。
ちょっと…鼻が高いかも^_^;
百花「ハルくん、当たって砕けろ、だよ!」
春樹「え? いや、砕けんのはマズイんじゃ…」
俺が苦笑すると佐々木は真剣に悩んでる。
百花「あ、それもそっか…えーと」
悩んでる姿は可愛いけど、ちょっと可愛そうになった。
春樹「ははっ、ありがと。言いたいことは何となくわかった」
百花「ん…うまくいえないけど、応援してるから」
春樹「おう!」
竜蔵「じゃあ、俺達は客席に行くから」
手を振ってみんなと別れる。
佐々木が応援してくれるんだから、頑張らないとな!
みんなの応援のお陰なのか、いつも通りに身体は動いて、順調に勝ち上がった。
時々、声援の中から佐々木の声が聞こえた。
『佐々木が応援してくれてる』……そう思うと力が湧いてきた。