御朱印帳

『御朱印帳』
この年になるまでこういうのがあることを全く知らなかったわ

病院の待合室で手にした京都散策の旅本に紹介されてた。
なんか厳かで重みがあるように見えた。
一緒に菩薩像や仏像の写真がとても重厚な感じで紹介されていたので
まるで菩薩さまとか仏さまが御朱印をじかに書いてくださるかのように
ありがたい感じがした。

そうだ。京都、行こう

というＣＭがあるけど

そうだ。京都行ったらもらおう

と思った。

で、その雑誌に掲載されていた各お寺の御朱印帳の中から
直感的に「仁和寺（にんなじ）」の御朱印帳が欲しいと思った。

実際に仁和寺はすばらしいお寺だった。
広い敷地をひととおり歩いて、四季それぞれに訪ねる楽しみがある感じ。

ドキドキしながら御朱印帳を買いに売店へ。
いくつか見せられたのだけど
どれだったのか忘れた…（；_；）ヴァカ

とりあえず菊の御紋の赤いのを。


第一ページ目に記念すべき御朱印をいただく。

今、改めて見る。
何て書いてあるのか眉間にシワを寄せて考えてみたけど
わからなかった。

仕方がないからネットで検索（笑）。
右から
奉拝
平成二十年五月十二日
旧御室御所
仁和寺
と書いてある。

今年は、先ごろ金閣寺と銀閣寺にこの御朱印帳を持っていそいそと。


銀閣寺さんは修繕中


舎利殿　金閣寺（鹿苑寺）　　　　　観音殿　慈照寺（銀閣寺）

中学も高校も修学旅行は京都・奈良だったけど
はっきり言ってどこを回ったのかあんまり覚えてない。

清水寺、宇治平等院、春日大社、平安神宮、東大寺、東寺、奈良公園…
これって合ってる？

それくらいしか記憶がなく、ヘンなことは鮮明に覚えている。

泊まった旅館のすきやきに出たネギがえらく雑に切ってあったこととか

だれかが「連れ込み旅館みたい」と暴言を吐いたらしく
旅行生全員が廊下でくどくど説教されたこととか

化粧禁止なのに女子が持ってきていて先生が突然入室したので化粧道具を
押入れの布団の間に隠したこととか

京都駅前から少し歩いたところにＵＣＣの喫茶店があってそこのランチが
ボリューム満点でチョー美味しかったこととか

男子と女子が部屋に集まり（禁止事項です）いつまでも喋っていたかったので
お土産に買った土鈴を全部部屋の外の扉にくくりつけて、夜中に先生が見回りに
来るのを音でわかるようにしたりとか

帰りに駅前の自販機で東京に売っていなかったファンタレモンを買ったりとか


何しに行ってるんだぁ～学生のあたし！