爆睡している旦那を置いて、訪ねてきた母とふたりで近所の桜めぐり。
東京は都心の割りに結構緑も桜も多いので、ウチの周りだけで充分お花見ができてしまう。
大きな公園~大きな道路脇~公園~団地の裏と次々に立派な桜を堪能。
途中でお寺にも立ち寄り、女親子ふたりで色々話しながらのんびりと過ごす休日の昼下がり。
母が喜んでいる姿が何故だか切なかったのは親不孝を重ねているからなのかな。
帰り際、交差点手前で荷物が倒れるような音に振り返ると、年配の女性がうつ伏せに倒れていた。私が以前雨の日に転んだタイルの道路だ。「大丈夫ですかっ」大丈夫じゃないのは見ればわかるけどそんなことを言いながら手を差し伸べようとしたら女性が自分で起き上がった。結構人が多いのに、気にしているのは私たち親子と外国人の女性がひとり。あとの皆さんは信号が青にかわるとそそくさと立ち去ってしまった。ま、女性が立ち上がったからだとは思うけど。
そしてその女性がメガネをはずそうとしたら…!!!!
メガネのツルが頬にくいこんで、頬の皮がビヨ~ンと伸びた!!!
…!!!
キャ~~~ッと声にならない声を殺しながら私はバッグの中からティッシュを探して渡そうとしたら先に外国人の女性がティッシュを出していた。
「お怪我なさってますから!」と、私はよっぽど救急車でも呼ぼうかと思ったけど女性が「すいません。大丈夫です」と歩いて行く。外国人の女性がずっと支えて歩いている。
私も母も顔がゆがんでしまうほどの衝撃だった。
何人もで囲むのもどうかと思い、気にしながら振り返り振り返りその場を立ち去った。
どうやらその外国人が早く渡ろうとしてぶつかったみたいだ。
いや、それにしても…。
膝が悪いから混んでいるところでも足早に歩くことが出来ない母は、同じくらいの歳の女性のその姿に私以上のショックを受けたようだ。
花見の気分も飛んでしまうほどドキドキして悲しかった。
最後まで助けてあげなかった罪悪感と衝撃でしばらく落ち込んでしまった。
どうかあの女性の怪我とショックがすぐに治りますように!!!
あそこのタイルの道、何とかせんと危険きわまりない。
東京は都心の割りに結構緑も桜も多いので、ウチの周りだけで充分お花見ができてしまう。
大きな公園~大きな道路脇~公園~団地の裏と次々に立派な桜を堪能。
途中でお寺にも立ち寄り、女親子ふたりで色々話しながらのんびりと過ごす休日の昼下がり。
母が喜んでいる姿が何故だか切なかったのは親不孝を重ねているからなのかな。
帰り際、交差点手前で荷物が倒れるような音に振り返ると、年配の女性がうつ伏せに倒れていた。私が以前雨の日に転んだタイルの道路だ。「大丈夫ですかっ」大丈夫じゃないのは見ればわかるけどそんなことを言いながら手を差し伸べようとしたら女性が自分で起き上がった。結構人が多いのに、気にしているのは私たち親子と外国人の女性がひとり。あとの皆さんは信号が青にかわるとそそくさと立ち去ってしまった。ま、女性が立ち上がったからだとは思うけど。
そしてその女性がメガネをはずそうとしたら…!!!!
メガネのツルが頬にくいこんで、頬の皮がビヨ~ンと伸びた!!!
…!!!
キャ~~~ッと声にならない声を殺しながら私はバッグの中からティッシュを探して渡そうとしたら先に外国人の女性がティッシュを出していた。
「お怪我なさってますから!」と、私はよっぽど救急車でも呼ぼうかと思ったけど女性が「すいません。大丈夫です」と歩いて行く。外国人の女性がずっと支えて歩いている。
私も母も顔がゆがんでしまうほどの衝撃だった。
何人もで囲むのもどうかと思い、気にしながら振り返り振り返りその場を立ち去った。
どうやらその外国人が早く渡ろうとしてぶつかったみたいだ。
いや、それにしても…。
膝が悪いから混んでいるところでも足早に歩くことが出来ない母は、同じくらいの歳の女性のその姿に私以上のショックを受けたようだ。
花見の気分も飛んでしまうほどドキドキして悲しかった。
最後まで助けてあげなかった罪悪感と衝撃でしばらく落ち込んでしまった。
どうかあの女性の怪我とショックがすぐに治りますように!!!
あそこのタイルの道、何とかせんと危険きわまりない。
たとえばね。
外国に行くと、スーパーとかですれ違い様にちょっと触れただけでも、子供でも「sorry」ていうよね。
お食事をしてて、ちょっと食べ物を取りに立つだけで「excuse me」って言うよね。
そういうの日本人って欠けてると思う。近頃。
たとえば、電車の中で年配の方がいたら立つとか、もっと言うと、東京の人はぶつかっても知らんぷりだ。
特に香取は歩くのが遅いので、結構、人に追い越されたりぶつかったりするのに、みんな知らんぷりだぜ~。
そして、歩くの遅いからよく、人に道を聞かれるけど、東京わからんねん~。
もっともっと言うとね。
香取はもう5年も前に帰国してるんだけど、なんでか日本人の顔がこわい。
外国の人たちって、スーパーで買い物しててもすごい楽しそうだったのに。
日本のスーパーってこわい。
でも、香取もその倒れてる人に、ちゃんと手を差しのべられるかは自信ないです。お姉ちゃんはちゃんと声をかけてるからすばらしい。
そういうことできる大人になんないとね。うん。
でも「ごめんなさい」「ありがとう」は挨拶とはちょっと違う次元の言葉だと思うんだわ。
香取ーぬが言うように、段々殺伐とした怖い顔で歩いている私たちなんだね。
特に満員電車の中は戦闘態勢万全でみんな乗り込んでるから怖いよ~。
もう15年も前、駅の階段で転がってしまった人にみんな振り返ったけど駆け寄ったのはウチの旦那ひとりだった。ラッシュ時で自分の乗る電車に急いでいるならまだわかるけど、休日の昼間だったのに。
それを見た私は、↑の香取ーぬと同じこと思ったよ。「私ひとりだったら駆け寄る自信がないかも」って。それからは困った人にはなるべく(なるべくね)積極的に近づいてる私。学習した。
昨日はね、以前自分も転んだ道だったから黙っていられなかった。でこぼこの石のタイルなのにすべり易いんだ。オシャレなのもいいけど機能性に欠けてる。
よく日本人はマナーが悪いとか挨拶が悪いとか。
本当にそうだと思います。なぜでしょう。
外との接触がないから・・・。
お母さんとお花見ができてよかったね。
わたすも母親の後姿で泣きますズラ~~~
どうやら日本人がコミュニケーションが苦手なのは、昔々農耕民族だったからだようです。
狩猟民族や遊牧民族と違い、「自分の田畑」で自給自足をしていた民族なので「家」を守るところから来ていると聞きました。
集合住宅で隣に住んでいる人の顔も知らないという人が結構いるのも日本らしいですね。
でも「思いやる」という優しさを持っているのも日本人のよいところだったのに。
戦いを嫌う民族だったのに。
戦わずして手助けも挨拶もせず…になってしまったのかな。
>めろん
どんな時代になっても母が子を思う心、子が母を思う心って大きくて深いよね。
反抗期に冷たくしたり大人になっても心配かけた子供たちなりに母に対する情というのは涙ものですズラよね~~~