なぜ?
事実上コロナ禍は治っておらず、来年度の予算でどれだけ実経済・実国民生活に即効性のあるモノかもわからない。
また、地方の大きな選挙では、自民党推薦候補は芳しい戦績ではない。
そんな時期に本気で解散総選挙をするとすれば「最悪の中の最善」を選ぶしか道が無くなったのか?
先にも書いた現状にも増して、官僚の不祥事などなど通常ではとても解散総選挙に打って出るのは気狂い沙汰。最悪の時期だ。しかし、オリパラ中止が世間に公表してからの解散は、俗に言う打つ手なしの「追い込まれ解散」となり惨敗必須。今の状況では友党の公明党すら現有議席確保がやっとであろう。
そうなると、議席減を少しでも少なくするにはオリパラ中止発表前しかないのではないか?
仮に4月に解散総選挙をしても自民党は
2/3とは言わないまでも過半数は確保出来るであろうし正に「死中に活路を見出す」「最悪の中の最善」の解散総選挙となるであろう。
しかし、菅総理大臣、やるかなぁ…。
やれば、責任を取って総理総裁辞任の可能性は大きい。ましてや、それを見越したように岸田氏がこれ見よがしに動き出した。(これはこれでなんともセンスの無い話なのだが)
どうせ負けるなら9月の自民党総裁選まで総裁(総理大臣)を続けて、新総裁の元で新たな船出!みたいなキャッチコピーで解散総選挙を選ぶのではないか?
いずれにしても、こんな状況下、火中の栗を拾う次期総理総裁に手を挙げるのは、まさに、奇人、変人、軍人くらいだろう。