劇団ここから 演劇教室ブログ

「劇団ここから」が主宰する演劇教室のブログです。演教教室の内容を教室生の感想を交えながら紹介していきます。

スケッチ芝居 2011年3月27日

2011-03-27 23:37:18 | 日記
★教室生の感想★


今日の発見は「聞くってとても大切」ということです。セリフはつい「読む」ことを気にしてしまっていました。でも会話は本来、相手の発した言葉を聞いて、相手の気持ちを受け取って、こちらの気持ちを言葉にのせるものですよね。「聞こう」と思いながら演じると、前回と同じセリフでも違った言い方になりました。みっちゃんの考えたスパイのエチュードを演じる時も、こちらは相手のセリフがわからないので、おのずと聞くことに集中し、手さぐりながらも新鮮な気持ちで「あとで」と言っていました。とても楽しかったです。

第19期教室生
~ばんちゃん~

演技について 2011年3月20日

2011-03-20 21:07:28 | 日記
★教室生の感想★


動作だけの演技は、いつもの生活にどれだけ意識があるか自分に確認するような課題だった。
2人の寸劇は動きを伴いながらせりふに感情をこめるという超むずかしい体験だった。
エチュードⅠシチュエーションのバリエーションがあまり浮かばない。みんなが、どんな「彼」を作ってくるか楽しみ。

第19期教室生
~みっちゃん~

発声 2011年3月13日

2011-03-13 20:20:39 | 日記
演劇教室の第2回目は、「発声」です。
発声とは、文字通り「声」を「発」する事。

まず、発声でよく言われるのは、複式呼吸。
これは、アナウンサー(MC)さんや、歌手などでは避けては通れない事です。

複式呼吸のトレーニング等は広く知られてる事ですが、勿論、演劇にも必要になってきます。



続いて詩の朗読では、「きかん車(作/中野重治)を読んでみる。

詩は読む人によって感じ方が違い、それぞれに良さがあるなぁと教室生は感じ取っていました。

そして、最後に「おまつり(作/北原白秋)」の4部合唱。
今年は、男女合わせて8人と言う事で、最初はなかなか息も合わなかった部分もありますが、段々慣れてコツを掴んでくると、取材で写真を撮ってる側も楽しくなってきました。



                                                            ノブ

★教室生の感想★



今日の演劇教室で「きかん車」の練習をした時、人それぞれの読み方が違って改めて感動しました。
みっちゃんの読み方が、きかん車が遠のいてゆく感じがして、きかん車の文にひきこまれていく気がしました。
わっしょいをもっとうまく読めるようになりたいです。

第19期演劇教室生
~コタニ~

動作1(歩く、しゃべる) 2011年3月6日

2011-03-06 20:31:27 | 日記
第1回目となる演劇教室の内容は、動作1(歩く、しゃべる)と言う事で、先ずは、画板を頭の上に乗せて歩いてみる。
こういった事って、皆さんもやってみた事があるでしょうが、単に歩くだけでも、頭の上に物が乗った状態で歩くと言うのは、意外と集中力を使うんですよね。



続いて、イメージを広げて歩いてみる。
単に歩いて行くだけも、川の中に入って対岸まで渡ったり・・・

一輪だけ花が咲いてる野原に行ってみたり・・・


と、歩くだけでも、色んなシチュエーションがあります。
同じシチュエーションでも、人が変わると、感じ方が違い、色んな表現が出来る。
人間の行動は同じシチュエーションでも千差万別だと言う事を感じながら、初回の内容は終了しました。

                                                            ノブ


★教室生の感想★


初めての体験でドキドキしながら、この日を迎えました。
とのさんの話を聞くうち、私が来てはいけなかったのではないか、こんなに本格的な場でやっていけるのだろうか、と不安が募ってきました。
でも、体を動かし、イメージを広げて表現していくうちに、その楽しさを感じるとともに、8人それぞれのイメージ・表現方法の違い、それぞれの方の素晴らしさを、ひしひしと感じました。そして、何より、その表現を、とのさんはじめ劇団の方々があたたかく見守り「おもしろい」「ありえるね」と認めてくださる、その空気・雰囲気を心地よく感じました。
難しいと思うことがあります。でも、楽しい・おもしろいと感じています。仕事の狭い世界にいる私にとって、本当に素晴らしい出会いの場でもあります。
この4ヶ月間、楽しみながら過ごしていきたいと思います。よろしくお願いします。

第19期演劇教室生
~ゆかりん~