今回は家庭菜園や観葉植物等に付着・患う病害虫についてを簡単で見やすく、見比べられるページになります。
真っ赤ですね〜。
葉の表面(進行すると裏にも)に黒い斑点が着いた場合はすす病を疑いましょう。
虫が苦手な方にも見られるように不快じゃない写真を選んで使っています。
【ハダニ】
真っ赤ですね〜。
実際はもう少し赤茶色みたいな色ですが、光の当て方で可愛く見えますねw
でもコイツァ…… とんでもない悪魔なんです。
基本的な被害と対策を紹介しますね。
《被害》
ハダニは植物の葉の裏に寄生して植物の栄養をすすって生きてるがゆえに、植物の成長力や免疫力が下がって二次被害が生じる可能性も出てきます。
《対策》
ハダニは水分に弱いので、頻繁に葉の裏に霧吹きをするのが1番の対策です。
それでも取れなかったらセロハンテープのような弱い粘着テープでハダニを取るという手段もあります。
【カイガラムシ】
こっちは真っ白ですね〜。
こいつは先程紹介したハダニと同じくらいに繁殖力が強いので苦戦します。
《被害》
カイガラムシはこうやく病菌と共生している場合がほとんどで、放置しているとすす病(次に紹介)になるという二次被害に会います。
《対策》
顆粒状殺虫剤を撒くと良いでしょう。
スプレー型の殺虫剤はパパッと使用できるので手軽に対策をしたいのであればスプレー型がおすすめです。
手軽に取り除くのであればセロハンテープでペタペタってやるのも良き。
【アブラムシ】
家庭菜園や園芸の人達にとって嫌われてたりするアブラムシ。
蟻と共存しているかなり賢い害虫です。
多分こういうやつらが人間だったら仕事の昇進が早そう…
《被害》
アブラムシも様々な病気と共生しているので後に説明するすす病やうどん粉病の仲介者になりがち。
アブラムシがいる所はだいたい近くに蟻がいたりしますので場合によっては室内に蟻が入ってきてしまうかもしれません。
《対策》
1番いいのは不要な枝を切って密度を高めないようにすること。
セロハンテープでペタペタしてアブラムシを剥がしていくのもいいですね。
【すす病】
葉の表面(進行すると裏にも)に黒い斑点が着いた場合はすす病を疑いましょう。
《被害》
先程説明したカイガラムシという害虫がすす病と共生している上で発生することが多い非常に感染力が高い病気
個人的には家庭菜園のきゅうりやナス、メロンやスイカ等に着きやすいイメージです。(大体の野菜全般)
《対策》
カイガラムシを発見次第殺虫剤を使用すること。(殺虫剤の効果ですす病治療のあるやつもあります。)
重曹を撒くという手段もあるようですが、僕は使ったことがないのでいまいち分かりません。(土壌のphが変わりそうで怖い)
【うどん粉病】
葉に何やら白い粉がついてる……
実はこいつもやっかいな病気(細菌)なんです。
《被害》
感染力が強く、植物の成長速度が著しく落ちる。
重度になるまで気が付かなかった場合はとても悲惨。(他の植物に伝染)
植物の成長点がダメになってしまう。
《対策》
案外お酢や重曹を水で薄めた霧吹きで回復する。
いちばん良いのはホームセンターコーナンに売られているお酢守というスプレー型の予防薬。(軽度のうどん粉病やすす病ならば治っちゃったりします。)
【まとめ】
ここまで紹介してきましたが、まだまだ病害虫はあります。
しかし、一般的な植物を育てていく上ではだいたい上記の病害虫に関するものでしょう。
病害虫には負けじと己のガーデニング道をあゆみ続けましょう!