11月11日、敦煌は30年ぶりだ。以前と違って町が大きくなっている。
中国は国土が広いのに地域時差がないから7時50分なのにまだ暗い。
朝食はホテルでなく外の蘭州牛肉麺。
一人前が麺256本、延長すると384mにもなる。
9時35分、日の出。
世界遺産の玉門関(ぎょくもんかん)。漢代の長城跡。ここから10㎞離れたところにある城の長城の果て。
現地の受付のガイドさん。
世界遺産の新しいマークがついている。
ここは漢代にその支配が及んだ西の端。その先が西域。
250m四方、高さ約10mの城壁。漢代の官署、今でいうイミグレに当たると考えられている。
葦と粘土で段のように作られている。
昼食。
デザートはナツメヤシ。
砂漠の大画廊と呼ばれる莫高窟は敦煌観光のハイライトだが、小生は二度目である。
もちろん世界遺産。366年に楽そんという修行僧によって造営が始まったとされている。最も古いのは5世紀前半。
ゴビ砂漠の砂の吹き溜まり、ゴビ灘にあたる鳴沙山(めいさざん)東端の断崖に掘られた石窟。
石窟は現在確認されているのは735。
今回は入れたのは5つ。
16・17窟は1900年に敦煌文書が発見され、経蔵洞と呼ばれている。その経緯は不明で井上靖「敦煌」はその謎に一石を投じたもの。
96窟は初唐時代のもので外部の9層の楼閣は莫高窟のシンボルとなっている。
中は撮影禁止なので外にパネルがある。
夕方鳴沙山(めいさざん)月牙泉(げつがせん)へ。敦煌市街の南5kmのところにあるゴビ灘で、東西40km、南北20km。
月牙とは三日月のことで泉の水は枯れたことがないという。
砂丘を登っている人が見える。すごい。 ここはたくさんの映画のロケ地にもなっている。
夕食。
中華料理、意外と野菜が多い。
連泊した国営ホテルの敦煌賓館、入り口のゲート。
敦煌賓館。
廊下には世界の有名人の写真がずらり。1988年、竹下さんは総理大臣の時にここへ来ている。
夜の敦煌をブラブラ。ラクダの展示。
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