6月26日、朝の涼しいうちにトルコ北東部のカルスにある世界遺産「アニの遺跡」へ。
キリスト教とイスラム教が融合し、文化が多様化された地で、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
アルメニアとの国境にあり、かつてはシルクロードの拠点でした。
10世紀ごろにはアルメニア王国バグラトゥニ朝の首都となり、宗教的中心地でした。
1045年にアルメニア王国はビザンツ帝国に奪われ、その後セルジューク朝の手に落ち、イスラム教のシャッダード朝に支配され、再びジョージアの支配下になって13世紀にはアルメニアの都市として栄え、モンゴル軍が来襲するまで多くの建物が建てられました。1319年の地震で壊滅状態となっていますが。
この奥はアルメニア。
イエス・キリストと聖グレゴリオの生涯を描いたフレスコ画
ズームで。
内部。
大聖堂。
最盛期のアニは1001の教会と40の門がある都でした。
川の右側はアルメニア。橋の残骸が見える。
小さな教会。
昼食のレストラン。
ガチョウプロフ。
甘い紅茶。
午後はカルス城へ。
1153年にセルジューク朝によって建設された城砦。
カルスの町が見える。
19世紀の露土戦争に至るまで幾度となく攻防戦が開かれた場所。
カルス博物館。
カルスを後にしてエルズルムへ移動。3時間近くかかった。ここは1966年11月9日にアンカラから夜行列車で入った思い出の町。
ホテルで夕食。トルコ料理はフレンチ、中華と共に世界3大料理と言われている・
牛肉ごはん。
スイガラボレイ(白いチーズの春巻き?)
なんと種類の多いチーズ!
蜂の巣のハチミツ。
標高1900m、涼しい。
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