除夜の鐘と石手寺万灯会

2013-01-01 | 日記

 

   

毎年 年末にお寺さんから送られてくる冊子

わずか14ページだけど 今年は懺悔と煩悩について

 

根本煩悩である三毒

      貪欲 (どこまでも満足せず欲ふかいこと)  は濁った水

       瞋恚 (自分の心に逆らうものを怒り恨むこと) は沸騰した水

       愚痴 (真理に暗く無知なこと 愚かなこと) は苔や草に覆われた水 

 

     これらの水には自分の顔をありのままに映して見ることができない

貪りや怒り、愚かさを離れれば心を整え落ち着けて見ることができると

 

( 人間として尊敬できる人はこの三毒が少ない

 自分もそうありたいと願うけど どうしても煩悩が出てくる )

 

この根本煩悩を細かく分析した百八煩悩を祓うために撞かれるのが「除夜に鐘」

仏教的には道理に暗いために生ずる心の闇を除くための鐘だとか

 

今年一年に犯してしまった過ちの数々を深く懺悔し

より良い方向に生き方を変えていきなさいと

 

( 心穏やかに過ごせる幸せのためには自ら煩悩を祓う努力をせよということか

今年は少しでも 澄んだ水に自分の顔が映せるよう この教えを思い浮かべよう )

 

こうした心掛けとともに感謝できる心を育てることの大切さが説かれてる

( 気持ちはあっても「ありがとう」の言葉も忘れずに と反省 )

 

 生かされて 生きる命の 尊さに

 不平あるなし 今日も楽しく 

 

 これからの座右の銘にしようかしら と思えるいい言葉が 

( 尊さに感謝し 不平あるなしの部分をプラス思考して 楽しく暮らしたい )

 

さてさて どんな一年になるのかな

 

    A HAPPY  YEAR 

 

何年かぶりに 石手寺万灯会に初参り 除夜の鐘を聴く

石手寺万灯会