10月は大幅値上げの時期です

10月は、今年最大規模となる値上げの波が押し寄せる。民間調査会社の帝国データバンクによると、飲食料品6500品超が対象で、9月の2・7倍となる。価格上昇は、家電や住宅設備、電気・ガス料金にも広がっており、家計の負担は増すばかりだ。
アサヒ、キリン、サントリー、サッポロのビール大手4社は1日から、主力ビールの出荷価格を引き上げる。店頭の税込み価格は4~13%の上昇が想定される。水やお茶、炭酸水といったペットボトル飲料も、値上げ幅が大きいもので2割超、高くなる。
外食は、吉野家の「牛丼 並盛」が、店内飲食で税込み426円から448円になる。ファミリーレストランのガストは、商品の半数が平均5%超上昇する。
帝国データによると、幅広い商品の値上げで、各社が価格を改定する抵抗感が薄れている。原材料価格の高騰と円安、原油高が重なり、長年価格を据え置いてきた商品も値上げが相次ぐ。ハム・ソーセージやマヨネーズのように、何度も実施している例も多い。
大変だなー。

