お遍路さんとお大師さん。

歩き遍路の話と、高野山大学大学院(通信教育)の話。

研究レポート提出の実際。

2021-08-17 14:08:00 | 高野山大学大学院
さて、ひとまず履修登録を済ませまして。

シラバスには、各科目ごとに
・入門書
・テキスト
・主要参考文献
・辞典
が書かれてますが、
このうち、大学院側から配本されるのは
テキストのみ。です。(各教科1冊程度)

テキストが届いた際には、「楽勝?」と思ったんですが、、

シラバスには、研究レポートの書き方の参考図書も載ってて。
コレを読んだあたりから、楽勝なんて言ってられなくなりました。

沼崎一郎、[2018]、『はじめての研究レポート作成術』(岩波ジュニア新書)、岩波書店。

多分コレは配本されないだろうと、履修登録直後に購入、読んでみたら、
まず書かれてるのが「いかにコピペしないか」。
そして、研究レポートとして、何が必要か。

研究レポートは、先行研究(つまり先人の知恵)をお借りしつつ、その出所を漏れなく記載して、
1.先行研究ではこう書いてる
2.先行研究の内容を、自分はこう解釈した
3.それは正しい情報か精査した
4.結果、こういう事だと判明した
を、「お作法」に則って書く。
って塩梅なんです。
(出所の記載が漏れたらコピペ = 盗用は犯罪です)

ちなみに、「それは正しい情報か精査」するのがまた面倒で、
1冊本を読んだだけでは、正しいかどうかなんて分からないから
少なくとも2冊以上。その道のプロフェッショナルな先生の研究書を読みあさり、
比較研究して判断しなきゃならないんです。。。

なので、各科目で配本は1冊だとしても、
その科目が4単位なら、4枚レポート作成(各3,800字〜4,000字)必要で、
レポート1枚あたり、
私の場合はハードカバーの本を少なくて3冊、
文庫新書が混じると、多くて8冊程度読んでます(大汗)。

しかもレポート1枚当たり2週間を期限に、
コンスタントにこなしてる状況でして。。

5月はGWもあったから、調子に乗って1か月に30冊近く読んだら
さすがに頭が飽和しました(汗)。

大学院は、甘くないです(苦笑)。

※ ちなみに参考文献は、
研究書も読みますが、一般に出回ってる本のが多いです。
古書だったり、超お高い本だったりするのが玉にキズ。。


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