都合で一日早くお墓参りに行ってきました。
高い木が石碑の後ろにありますので、掃除を始めました。
落ち葉をすっかり取り除き、きれいにしてお供え物を上げたり
お花を飾って、お参りをしてきました。汗がポトポト流れ落ち
髪は洗い髪のように濡れてしまいましたが
苦にならず心地よかったです。ご先祖様、娘が喜んでくれると
思うとお掃除している時間はそばにいる感覚でした。
(娘の嫁ぎ先のお墓です)
35歳で突然死を迎いて17年が過ぎ、9月1日から18年目に入ります。
結婚4年半でした。知らせを聞き駆け付けた時は目を閉じて動きのない
娘でした。会社の寮が住まいでした。この年は順番に回ってきた寮長
でした。その晩寮会議の議長で、会議の記録と金銭の集計を記録した
分厚いフアイルが部屋の隅に置いてありました。
はいていたスカートは、お店の売り物かと思うほどきれいにたたんで
枕元に置いてありました。(いつも通り)
どこを見ても愛おしさと悲しさが襲ってきました。
警察官にいろいろ質問をされました。
その後突然死にて監察医が何人かで来て、調べる間私たちは外に
出されました。すっかり調べが終わり午前2時ごろ心臓発作で亡く
なられたようです言われました。。誰にも看取られず一人静かに
旅立ちました。どんな気持ちだったのだろうと母の私は
また悲しくなりました。
これで「好きなようにして下さい」と言われたときは、物扱い
されたようで悲しかった。(好きなようにとは葬儀場に連れて行こうが
好きなようにしてよいと言う事です)
寮は狭いので、親の家(娘の実家)に連れて帰りました。
友引と火葬場が混んでいることもあり家に娘は4泊5日いました。
学校では先生方に、OL時代は上司のお方々に、親の私たちまで娘の事を
お褒め頂き、親類や友人に笑顔を残して旅立ちました。
娘が突然死で戸惑っているのではないかという気がしました。
いくらお母さんに話し掛けても返事もせず、私を見てくれないと
心配していると思って、静かにゆっくりと由理子はね9月1にお部屋の
布団の上で夜中の2時ごろ心臓発作で死んでしまったんだよ。
今あなたがいる所はお母さんや、お父さんのいる地球界ではないんだよ
・・・と棺の前で話して聞かせていました。こんなに早く逝ってしまうの
だったら死後の世界などの話を聞かせて置けばよかったと後悔が出ました。
長くなりますので、この辺で失礼いたします。
ケーキが大好でした。娘の好きそうなケーキを買いたいと思っていたのですが、
なくてフルーツタルトを買いました。