雪浦小学校には、「つがねの会」という、学校運営委員会があります。
これは、学校の運営について、地域・保護者・学校の代表が集まり、協議し、よりよい学校運営について考えていく集まりです。
今、何が問題か・・・どうしたら、子どもたちの学びと活動を、よりよい方向へ導いていけるか・・・・。
地域は、どういう支援が出来るのか・・・。
立場の違う三者が、真剣に話し合います。立場は違っても、志は同じ。
雪浦の子どもを、どう育てていきたいのか、何を支えてあげたいのか、大人が出来ることを考えます。
昨日は、今年度最後の5回目の会議でした。
雪浦小学校は、全校児童43名という小規模校ですが、外部の方からも、大変高い評価をいただいています。
地区学校評価委員からの、コメントの一部を紹介します。
・子ども一人ひとりに目を配り、細かい指導がされ、少人数の特色がよい方に活かされていて、学力調査の結果にも出ている。
・「環境が人を作る」の言葉通り、保護者・地域と一体となった教育がなされている。
・学習規律の確立が、意欲にもつながり理解を深めている。
・表現力を高める取り組みもあり、より一層、発表意欲につながっている。
・言語活動が充実しています。子どもの身に付き、人生を通して身を助けるものになると思います。
・大変暖かく人間味あふれる魅力的な教育が行われている。
・子どもたちの言動に思いやりの心が感じられ、友達関係に温かみを感じた。
・ロビーコンサートをはじめ、家庭や地域と一体となった教育がなされており、その中で人権感覚も養われている。
・複式学級は、子どもたちの自ら学ぶ方法を身につけさせており、これから先の人生に役立つ。
・複式学級については、少人数であることをプラスと捉え、複式だからこそできる教育に取り組んでいることを興味深く学んだ。
・複式での授業は、子どもたちの落ち着きのある学習態度を見る限りデメリットを感じません。
・校長先生を中心によくまとまっていて、素晴らしい学校運営がなされています。
・先生方が、子どもたちのために努力してくださっているのがよく伝わってきた。
・地域の豊富な人材を教育にうまく取り入れ、子どもたちの生きる力を高めている。
・人の話を聞く態度がすばらしい。
・自分の考えを人前で話すことが出来るのは、すごいこと。
・統合という声もあるようですが、他に無駄な税金使いがたくさんある中で、教育にかかる人件費は必要だと思います。
・少人数の学校経営のモデルケースになればと思う。
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外部の方が、雪浦小学校の活動を見て、これらのコメントをくださっています。
雪浦小学校のいいところをしっかりと見てくださっていることが、本当にうれしいです。ありがたいです。
雪浦小学校は、小さい学校。 小さいからこそできることがあります。
雪浦という土地にあるからこそできることがあります。
雪浦の子どもたちは、雪浦にある雪浦小学校で、しっかりと根を伸ばしています。
根さえしっかりしていれば、そのあとは、どこに行っても大丈夫です。
小学校は、人生の根っこを作るところ。人生の基礎を築くところ。
今、子どもたちのために、大人が出来ることは、何なのか・・・・。
・・・・こんなことを、「つがねの会」では、話します。
堅苦しそうな会議に見えるかもしれませんが、素敵な会議でしょ!!
全国各地で、学校の統廃合が進んでいる時代でありますが、そんなに急がなくてもいいのではないかな・・・・。
暖かく、ゆっくり、ぼちぼち・・・・そんな時間を過ごす時も、きっと大切。
大人になったときに、思い出す景色がある人は、絶対しあわせ。
雪浦には、ぬくもりのある教育があります。