ビネガーホール・アトミックシアター特別企画
「きくちゆみさんと藤田祐幸とのフリートーク」
日時・6月3日(水) 午後7時半より
場所・雪浦ビネガーホール(川添酢造二階)
きくちゆみさんは房総半島先端の鴨川で、築二百年の古民家に、パートナーの森田玄さんと自給的農業を行いながら、反原発・反戦平和の活動を活発に展開し、平和省プロジェクトの推進運動や東京平和映画祭のプロデュースなどをしてきました。私(藤田)とはチェルノブイリ原発事故後に出会い、共に様々な活動に参加してきました。東京平和映画祭に招かれたり、イラク戦争反対集会で一緒にデモをしたりしたことを、懐かしく思い出します。
彼女は2011年3月11日の夜にメルトダウンを確信し、翌日、家族で住み慣れた鴨川の古民家と農場を離れ、沖縄で福島の妊婦と子供たちの避難と移住支援をする「つなぐ光」を立ち上げたあと、長年の夢だったハワイ移住を実行に移しました。現在は亜熱帯地域での有機農業(パーマカルチャー)に取り組みながら、「ふくしまキッズハワイ」を立ち上げ、原発事故によって放射能に汚染されてしまった地域の子供たちを、ハワイの豊かな自然の中で保養するという、画期的なプロジェクトを実践中です。彼女からのたよりには「ハワイの片田舎コナで始めた「ふくしまキッズハワイ」の活動は、セシウム137の半減期の30年は続けようと公言しています」と書かれてあります。
このたびは、BePeace(ビーピース)プラクティスの実践のために来日し、神戸・福岡・長崎・東京・名古屋と講演活動のために来日します。この過密日程の中に、6月3日に雪浦の「ゆきや」を会場に講座を開く予定が含まれております。BePeaceプラクティス とは、「NVC(非暴力コミュニケーション)で共感力を育み、コヒーランス(脳とハートの同調)で直感を磨き洞察を導くことで、あなたの内と外に平和をもたらすスキルです」と紹介されており、「軍隊を捨てた国コスタリカで生まれたBePeaceは、この春、日本へ初めて、きくちゆみさん、森田 玄さんによって、渡ってきました。」とも紹介されております。詳しいことは直接彼女に聞いてみましょう。
反原発・反戦平和・有機農業など、多くの問題を共に語り合ってきた懐かしい友人が、この雪浦にやってきます。折角の機会ですので、雪浦ウィークの仲間たちとともにゆみさんをお迎えし、「ビネガーホール・アトミックシアター特別企画」として、楽しいトークの時間を持ちたいと思います。
参加費は無料ですが、「ふくしまキッズハワイ」の活動への支援、あるいは、ハワイからの旅費の援助として、いくらかのカンパをいただけますと、ありがたく思います。(藤田祐幸)
前回の様子です。