雪浦だより

雪浦小学校 恒例のケーナづくり(7月15日)

今日は、恒例の雪浦小学校ケーナづくりでした。

 

雪浦小学校では、10年以上前から、地元の川添成行さん(川添酢造さんのご主人)のご指導のもと、ケーナ作りから演奏までの活動を、授業に取り入れています。
川添さんは、35年ほど前から、ケーナという竹の笛を吹き続けている、笛の達人です。フォルクローレグループ「スマンドス」のリーダーです。
雪浦小学校の子供たちは、5年生になると、ケーナを自分で作ります。

子どもたちは、川添さんの指導を受けながら、年間を通して練習を続けます。雪浦ウィークでは、路上演奏をし、たくさんのお客さんに、聞いてもらいます。

このような貴重な体験を通し、子どもたちは、たくましく成長していきます。
これは、雪浦小学校の特徴的な活動の一つです。
少人数な学校だからこそ、このような活動がつづけられています。

  

竹は、雪浦の近くの竹やぶから刈ってきたものを、しばらく乾燥させたものです。

穴の位置を正確に測り、印をつけます。

 

印をつけた場所に、キリで穴をあけていきます。

 

電動ドリルで、その穴を広げていきます。

 

穴の大きさは、川添さんの長年の勘です。一つ一つ微妙に大きさが違います。

最後は、一音一音、確かめながら、微調節をしていきます。

6年生は、昨年笛を作っているので、この日は、笛の上部に釣糸を巻き付けました。

川添さんの手元をよく見て、自分で巻いてみます。

これがなかなか難しいんです。

   

 

教室の外からは、低学年がのぞいています。

「ケーナだ。いいな・・。早くつくりたーい!!」

ケーナづくりは、低学年の憧れです。「マイケーナをもって、うまくなりたい・・・・」。憧れは、行動の原動力。

     

5・6年生は、複式学級です。5年生と6年生が一緒の教室で勉強しています。

上の写真のように、しぜんと6年生が5年生のお手伝いをしています。複式学級では、このように、高学年が低学年のお世話をし、低学年は、高学年に助けられながら、高学年に憧れます。自然と人間関係を学んでいくことができます。

今年も、いい笛ができました。

子どもたちは、夏休みに、マイケーナを持ち帰り、たくさん練習して、二学期には、もっと上手になっていることでしょう 

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